今日は「集団山見せ」の日、呉服町の出発地点に向け「中洲流」が動き出した。
毎年この場所からの見物を楽しみにしている。
山笠のスピードは速いシャッターチャンスも一瞬、私の撮影レベルではただ幸運を祈るのみ。
夏の日射しに‘勢い水’が光った。
街路樹が美しい明治通りを山笠が走る。
「土居流」が着用する紺の水法被は格調高く精悍さが際立つ。
一番山の「恵比須流」が颯爽と目の前を駆け抜けた。
「集団山見せ」は福岡市の要請で昭和37年から始まった行事。
タイムを競う行事ではないため「千代流」の舁き手衆の表情も比較的穏やかなようだ。
「集団山見せ」は往復路ほぼ同じルート、したがって見物客は二度勇壮な舁き山を楽しめるのである。
2013年7月 福岡県福岡市