旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

唐津くんち・2014 其の二

2014-11-08 12:05:45 | 唐津くんち

天気予報は曇り一時雨、雲海を眼下に福岡空港へ飛んだ。

 

筑肥線の列車から眺める唐津の町は美しい。

 

有名な伝統工芸品「唐津焼」の産地としても名高い。

 

「唐津くんち」二日目は絶好のお祭り日和に恵まれた。

 

玄界灘に白波が立つ時節・・・

 

唐津の町は祭り一色に彩られる。

 

本日は蓑笠無用、浦島太郎の晴れ姿。

 

季節の移ろいを感じさせる祝祭。

 

伝統の祭りに旅情をプラスして楽しみたい。

 

非日常の舞台に心意気を添えて。

 

秋空の下、唐津っ子の笑顔が眩しい。

 

誇らしげに綱を曳く子供たちを大人たちがしっかりと見守る。

 

「唐津くんち」は唐津神社の秋季例大祭。

 

11月2日の宵曳山、3日の御旅所神幸、4日の町廻りと3日間にわたって繰り広げられる。

 

祭り本来の魅力を高い次元で凝縮した独自性の高い祭り。

 

14基の曳山が西の浜の御旅所を目指す。

2014年11月 佐賀県唐津市

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唐津くんち・2014 其の一

2014-11-05 21:33:22 | 唐津くんち

鯛が舞い遊び・・・

 

獅子が吠える。

 

よか祭りは遥か西に在り。

 

「唐津くんち」です。

 

宵曳山が始まりました。

 

特等席に陣取る子供たちは楽しそうだ。

 

美しき曳山の造形美。

 

祭り好きが一度聞けば忘れることはない名調子。

 

化粧直しを済ませた「鳳凰丸」は夜目にも美しい。

 

昼間の雨も夕刻には上がり、雨が降ると蓑笠姿になる浦島太郎に出会えました。

 

暗い場所で見ると泣く子続出の曳山もやってきた。

 

「唐津くんち」の曳山はユニークで独自性に富んでいる。

 

14基の曳山は江戸時代から明治初期に制作された芸術品。

 

「国指定重要無形民俗文化財」の秀逸な祭り行事である。

2014年11月 佐賀県唐津市

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唐津くんち・2011 お旅所神幸 其の四

2011-11-13 13:20:41 | 唐津くんち

唐津くんちのハイライトは11月3日の昼から始まる西の浜お旅所への曳き込み。

 

緊張の場面を迎えても珠取獅子の後ろ姿はどことなくユーモラス。

 

砂地の中にめりこむ車輪をものともせず、曳き手衆は渾身の力を振り絞る。 轍の深さに注目。

 

最大の見せ場を前に囃子方の打ち鳴らす太鼓や笛が冴え渡る。

 

もう少し、後ろへ・・・

 

黒木綿の腕貫、腹掛、股引と町内ごとに意匠を凝らした法被。

曳き手の装束は唐津藩時代の火消組の姿形を色濃く残す。

 

贅を尽くした曳山と曳き手衆の活気が一体となったとき唐津くんちは最高の盛り上がりを見せる。

先人たちは曳山を奉納することにより災いを封じ、豊かな自然の恵みを神に祈った。

日本に祭りの力は必要だ。

2011年11月 佐賀県唐津市

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唐津くんち・2011 お旅所神幸 其の三

2011-11-12 10:56:01 | 唐津くんち

唐津曳山屈指の造形とされる鯛。 子供達の人気者でもある。

 

 魚の鯛は正面から見ると平らである。 曳山の鯛は幅が広いが鯛の印象を損なわず実に愛嬌がある。

 

 4番曳山・源義経の兜が来た。 背後の木造三階建建物は登録有形文化財に指定されている老舗のうなぎ店。

 

 伝統の曳山には昔ながらの家屋と狭い通りが似合う。

 

 西の浜への曳き込みを前にして気勢が上がる。 エンヤー エンヤー エンヤー!!

 

 酒呑童子を追いかけろ!!

 

獅子頭としては日本一の大きさを誇る金獅子。

 

台車の中では唐津っ子の晴れ姿が何とも微笑ましい。

2011年11月 佐賀県唐津市

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唐津くんち・2011 お旅所神幸 其の二

2011-11-11 19:57:23 | 唐津くんち

遥か鎮西によか祭りあり。

 

唐津くんちの曳山行事は国の重要無形民俗文化財に指定されている。

 

文政2年(1819)に刀町の石崎嘉兵衛が獅子の曳山を奉納して以来、赤獅子は巡行の先陣をつとめる。

 

巡行中降雨の際は浦島太郎が蓑笠の着用姿を披露するらしい。

 

豪華な曳山以上に魅力的なのは子供達の笑顔。

 

全国に曳山祭りは数多く存在するが、14台各々が個性豊かで独自性に富んだ曳山は他に類を見ないものである。

2011年11月 佐賀県唐津市

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