参番山は田町組「月宮殿」
外題は「苅萱桑門筑紫𨏍 加藤館守宮酒の場 玉取」 振付は岩井小紫師匠
「かるかやどうしんつくしのいえづとかとうやかたいもりさけのばたまとり」 寅さんには難解で読めません(汗)
加藤家の重宝「夜光の宝珠」をめぐり物語は展開します
夕秀という娘が使者に立つ、二十歳をすぎた処女でなければ手にした瞬間に黒く濁るという宝珠
夕秀の父親 新洞左衛門
夕秀は美男の桑原女之助と恋に落ち、いもり酒を飲まされ肌を許してしまう
夕秀は矢を胸に突き立てて自害する
男と女の不条理な絡みを子供役者がどう表現するか興味津々
決まりました!!
四番山は本町組「春日山」
外題は「釣女」
みんなが知っているお馴染みの演目
各地の曳山舞台や芝居小屋で上演されており
目の肥えた地歌舞伎通にとってはついつい見比べてしまいます
見せ場は太郎冠者と醜女の滑稽なやりとり
モー 絶対放さないわよ! 醜女は太郎冠者に一目惚れ
祝言じゃ~ 祝言じゃ~ 大名は内心大喜び
天に在りては願わくは比翼の鳥とならん、地に在りては願わくは連理の枝にならん あんた! さっきそう言ったわよね・・
ハイ! ハイ! ハイ! 有難うございました~
曳山が動き出した
2024年4月 滋賀県長浜市