近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

古墳あれこれー間違って治定された天皇陵とは!そのⅤ

2011年09月22日 | 歴史
ここからは、文字通り間違って治定された天皇陵を検証してみる。

先ず中尾山古墳は、奈良県明日香村大字宇多に所在する終末期の八角墳で、周辺には高松塚古墳や天武・持統天皇陵など多くの終末期古墳が点在している。



写真の中尾山古墳は、高松塚古墳から僅か100m以内に位置する隣接古墳。

八角形・3段成で、周辺は3重の砂利石で取り囲まれている。

陵墓・陵墓参考地でもない、このような古墳群等を徹底調査してはどうかと考えるが・・・・・・・。

古墳時代終末期の7世紀中葉には中尾山古墳のように、突如として中央政権に天皇陵の墳形とされる八角墳が現われた。

八角墳であることや埋葬施設からも、かなりの有力者が葬られていたと考えられ、この古墳こそが真の文武天皇陵ではないかと言われている。

平面形が八角形古墳には、ほかに天智天皇陵古墳、天武・持統天皇陵古墳などがある。


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