近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

岸和田市の女郎塚古墳とは!

2010年06月22日 | 歴史
女郎塚古墳は、久米田公園内とその周辺にある8基の久米田古墳群中の一つで、岸和田市池尻町に所在する。

現在、岸和田市立久米田中学校の敷地内に所在し、風吹山古墳の南側に位置している。











写真は上から、久米田中学校内に所在する女郎塚古墳、昭和30年代当時の女郎塚古墳、本中学校校舎と民家にに隣接した本古墳及び本古墳墳頂の様子。

標識や説明看板も無く、写真のように、中学校校庭内の雑木に覆われ、分かりにくい場所に眠っている状況。

本古墳の直径は約28mの円墳で、平成13年の発掘調査で、墳丘には円筒埴輪列が並べていたことが確認され、周濠も検出されている。

叉古墳に隣接して建つ校舎の部分に造出しがあったかもしれないと云う。

出土した埴輪群より、5世紀前半頃に造られた、古墳時代中期の古墳と考えられている。


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