近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

仁徳陵、上から「かぎ穴」見たい…気球案浮上中?

2011年07月16日 | 歴史
ここからは、奈良盆地・大阪平野に点在する古墳について、最新情報をお届けします。

世界最大級の墳墓で、巨大過ぎて地上からは一望できない、堺市堺区の仁徳陵古墳観覧のために、地元・堺市は、気球を浮かべたり、上空からの眺望を映すビデオ装置を周辺に整備したりする案を検討している。





写真は、仁徳・履中・乳岡古墳の位置と仁徳陵の上空写真で、かろうじて仁徳陵のかぎ穴が確認できる。

世界文化遺産登録に備え、「教科書で見た前方後円墳の〈かぎ穴形〉が想像できない」という観光客らの声に応えるため。わかりやすく見てもらうため、市民や専門家の意見を聞き、今年度中に整備方針を決めると云う。

仁徳天皇陵は、百舌鳥・古市古墳群の一つとして昨年11月、世界遺産国内暫定リスト入りした。

市は最短で2015年の登録を目指しており、そうなれば、国内外からの観光客が増えると見込む。

しかし、墳丘の長さだけで486mと大きく、周辺に樹木が生い茂り、「森にしか見えない」という人が少なくない。

同市は「もっと古墳を知ってほしい」と対策を検討。気球案は、世界遺産近くに大きな構造物を設けるのは好ましくないとの配慮から浮上。

隣接する公園などから百数十mの高さまで上昇して一望するアイディア。カンボジアの世界文化遺産アンコールワットでもやっている観覧方法だ。

はたして、結末はどうなるか?


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