近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

沖縄の歴史・文化 “沖縄の常識”・“創作そば”!その3

2008年06月01日 | 歴史
創作そばの可能性について、更に探求を続ける。
風味・健康嗜好を創作のキーワードに仕立てて、野菜・果実などを創作具材として将来性を占ってみる。

先ずは麺に野菜や果実の香り・栄養成分を練り込むことで、風味・健康嗜好を打ち出している試みを紹介する。







写真は、那覇市天久“てぃあんだー”店の“ふーちばー”(よもぎ)練りこみそば630円也、同店ティビチ別売りを含む“ふーちばーそば”780円也及び同店の鰹つゆ付け“ふーちばーそば”630円也。

この“てぃあんだー”店の自家製手打ち麺は、油であえず、生のままを湯にくぐらせたもので、よくグルテンがなじむまで寝かせているため腰があり、数種類の小麦粉をブレンドすることで、独特の舌触りを演出しているらしい。

自家製麺に、淡緑色鮮やかな県産ヨモギを練り込み、更にトッピングしたヨモギの香りがダブルで効いた、“ふーちばーそば”を打出したが大好評。

ふーちばーは、元々風味をトッピングする緑色健康野菜だけに、今後とも大いに受入れられそうな気がするが・・・・・。

スープはえぐ味が出ないよう、長時間鰹節を湯にさらさないことで、澄み切った上品な仕上がりとなり、スープの味は人気投票ランキング第1位。
鰹の付け汁をつける、冷たいフーチバーそばも用意している。







写真は、南城市“てぃーらぐわぁ”店の夏限定“ゴーヤ練りこみそば”、沖縄特産ゴーヤで一面蔽われた“ゴーヤそば”577円也及びゴーヤを練りこんだゴーヤ麺を乾麺で売出しているチラシ。

写真の通り、ゴーヤ乾麺まで売出されているほどで、ゴーヤを練り込んだゴーヤ麺は、沖縄らしい健康食材として、ポピュラーであっても不思議ではない。

しかしゴーヤの苦味を適度に中和して、麺に馴染みやすくする苦労が大変らしく、現状余り行き渡っていない。





写真は、沖縄南風原町“松そば”店の“トマトそば”800円也及び那覇市長田の“冷やしトマトそば”500円也。

松そば店の裏メニューだった、“トマトそば”が常連客の間で評判になり、表メニューになったと云う。鶏ガラ・イワシ・カツオなどでとった和風出汁のスープに、トマト・リンゴ・レモン・ニンジンなどの材料を入れて作った自家製トマトペーストをブレンド。

そばだしの風味とトマトペーストの旨味、更に加えて粉チーズのコクが絶妙にマッチした驚きのおいしさは、ラーメンを沖縄風に進化させたと云われるほどで、店主の創造力の賜。好き嫌いがあるかも・・・・。







写真は、沖縄県産のドラゴンフルーツ、南城市“ていーだ”店の“ドラゴンフルーツそば”大600円也及び沖縄具志頭村“なかよし”店のピンク色“ドラゴンフルーツ麺”500円也。

沖縄具志頭村“なかよし”店の“ドラゴンフルーツそば”は、写真のようなドラゴンフルーツを麺に練り込んでいるので、ピンク色をしている。
ピンク色に若干抵抗があるが、普通の手打ち麺で果物っぽくないとのこと。

麺はドラゴンフルーツの甘味があり、よく見ると黒い種が練り込まれているらしい。そしてスープに麺の味が滲み出たのか、酸味があると云う。

見かけはともかく、麺としては馴染みにくい気がするが・・・・・・。
これからも、どのような麺が新たに登場するか将来が楽しみ!!