<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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いつもなら大阪〜東京の出張は飛行機を利用するのだが、その日は自腹で移動ということもありできる限り安いチケットを購入したため新幹線での移動となった。
新幹線のぞみ号新大阪(大阪市内)〜東京(東京都区)往復指定席乗車券と東京メトロ+都営地下鉄24時間乗り放題切符と東京スカイツリー展望デッキ入場券がセットになった日本旅行の日帰りツアーチケットで〆てお値段17800円なのであった。
東京〜大阪の新幹線だけでも普通は片道14000円ほどかかるので、いかにお得なのかが良く分かるチケットなのであった。

自腹の場合はLCCを利用する方針だったのだが、成田空港と都内の往復に2000円強、ピーチが第三ターミナルに引っ越したなどの要因を考えるとLCCがちっともお得ではないということを証明するツアーチケットなのであった。

尤も、仕事なので東京スカイツリーのチケットはどうなのよ、という感じなのだが、電車の時間に余裕があったのでちゃんと押上まで移動してスカイツリーに登ってきたのは言うまでもない。

で、この日。
いつもの飛行機で羽田と往復していたら私は自宅に帰ることができなかったのだ。

私はいつも東京からの帰りはANAとスターフライヤー共同運行の羽田発大阪行最終便21:30発を利用するのだが、この日は例のドローン事件で当該便は関空に着陸することができずに羽田に戻っていたのであった。
私はめったに使わない新幹線を経費節減を理由に利用した幸運を喜んだ一方、世界屈指の国際空港の一つの上をドローンを飛ばす輩は即刻逮捕し大阪湾の藻屑とすべきだと考えたのは言うまでもない。

このドローン。
正直言って一般ルートでの販売を禁止してすべて免許登録制にしてはどうかと以前から思っている。
ちゃんと講習を受けて試験を受けて合格した人のみが所有し操作することができる。
販売される機体も大小に関係なくすべて登録制。
飛行時は機体の機種や所有者が確認できる信号を発信することを義務付け、当然飛行プランの提出も必要にする。

「そんなことをしたら写真撮影など気軽にできなくなるじゃないか」
と、言う人も現れるかもしれない。

でも、できないで結構である。
写真を取りたいのであればちゃん手続きすればいいわけだし、免許も取ればいいわけだ。
それにドローンを使って何をするんだ?
今までドローンがなくても写真ぐらい撮影することはわけなかったのだから。

反対にドローンが今回のような業務妨害に使われたり、テロに利用される方がよっぽど恐ろしい。
社会的リスクがある。

例えば市販のカメラを搭載できるぐらいのドローンであればコップいっぱいのガソリンを運ぶこともできよう。
そういうガソリンを積んだドローンを群衆の中に墜落させたり、離陸しようとしている飛行機のエンジンに突っ込まさせたりしたらどうなるか。
推して知るべしであろう。

ということで固い話かもしれませんが、ドローンなんか許認可制で十分。
誰でも無許可で使えていいものではないのだ。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
メリットとデメリット (京都の船長)
2019-11-11 13:00:03
うーん、激しく同意ですな。届け出制・許可制・免許制・・・なんらかの規制が必要と思います。
ただ、こういうのって必ず利権の温床になるんですよね。できますよ、国土交通省の外郭団体「日本ドローン適正使用推進協議会」とか(苦笑)
 
 
 
ときには悪の力も必要^^ (監督@とりがら管理人)
2019-11-11 17:09:27
刃物や拳銃などは銃刀法で規制されていますがドローンが対象外というのはナンセンスですね。
こっちのほうが重大テロに使いやすいので。
「ラジコンで簡単に飛ばせるよ」
てな具合にお気楽に使って良いようなアイテムではないと思います。
国交省の外郭団体ができて天下り先が増えたとしても、それで平和が守られるのであれば「悪」も「良」かも知れませんね。
まあ、免許制度で設けたお金を航空行政に活かせれば文句はないのですが。
 
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