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日本共産党が実は反民主主義の先頭だったということが先日改めて確認され、世間が「やっぱりか」と、その中国的独裁体制にやれやれと思った頃。
東南アジアの優等生だったはずのベトナムで静かに粛清が進んでいた。

このベトナムの静かな粛清を報道したのは日本経済新聞。
2月5日の記事で経済発展を主導してきた二人の副首相が罷免されたことを伝えていた。
この経済発展を牽引してきた二人の罷免にはいくつかの布石があるそうで、突然の出来事ではなかったのだという。
要は経済が発展して富が急速に膨らんできたら本来権力を行使したかった政治的強者がその腕力を使って抑え込みにかかったということだ。

このこと、何も驚くに値しないのかも知れない。

というのも多くの人々が忘れていること。
それはベトナムが中国や北朝鮮と同じく共産主義の国であるということだ。
私は2度しかベトナムに行ったことがないので、実際の姿に触れていない。
でも共産主義国家であるので、例えば街なかにスローガンが掲げられていたり、かつての内戦で破れた側、つまり旧南ベトナムの人たちが社会的地位で苦渋をなめさられていることを少しは感じたことぐらいだった。

この共産主義は日本共産党を見ても分かる通りこと独裁に走る傾向が強い。
というか共産主義国家はすべて独裁主義だ。
その中でベトナムだけがなんとなく自由主義のお友達みたいな顔をしていたので、そのジワジワ寄せくる粛清の波に気づかなかったのかもわからない。

中国も独裁。
共産主義を脱したかに見えていたロシアも独裁でしかも侵略者。
北朝鮮は言うまでもない。

ベトナムよ、お前もか?

ベトナムでビジネスをしている知人が数人いるので、今後の動向がきになるところだ。


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