<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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つい先日まで小学生、中学生だと思っていた娘がいつの間にか高校生、大学生となっていた。
どうりで体つきが大きくなってきたわけだ。
大きくなってきたのは体格だけではない。
態度も大きくなってきているのだ。
私はまだ大丈夫なのだが、カミさんは親子喧嘩をした時に不利になってきている。このため家庭内でのパワーバランスに微妙は変化が出てきている。
これはちょうど米国の国力が弱体化してきて中国・インドが第頭してきている世界情勢に似ているな、と想像すると笑えててくるのだが、それはまた別の話。

その娘が今、教育実習とやらで毎日教員免許を取るために大学から指定された中学校へ1ヶ月間通っている。
本人が指導教官から教えてもらう一方、本人が中学生を教えるために出かけているのだ。
でももしかすると中学生にも教えてもらっているのかもしれない。

本来であれば娘の大学の今の季節は9月いっぱいまでが夏休み。
だが、その夏休みを利用した教育実習は残酷で体力が必要なのだ。

朝、娘は4時半に起床。
5時になるまでに朝食を済ませて5時半過ぎの電車に最寄り駅から乗ってでかけている。
7時過ぎまでには中学校のある奈良市内まで移動する必要があるからだ。
そして帰宅は午後10時すぎ。
一般の授業が終わってから指導教官の先生を中心にした振り返りの講義と翌日の授業に関するミーティングがあるために午後8時過ぎまで帰ることができないためだ。
聞くところによると授業時間中は使うことはおろかスマホを見ることも許されず、授業をするために立ちっぱなし。
昼食は中学生と一緒にとりながら監視指導を行わねばならず実質10分間程度しか食べる時間がないという。
したがって帰宅したらヘロヘロなのだが、指導教官の先生から指導された翌日のための課題をこなすため自分の部屋でさらに色々と資料作りなどをこなさなければならないのだ。

迷惑なのは父母である私とカミさんだ。
教育実習を受けるのは私たちではないので「がんばれ〜!」と言えば済みそうなものだ。
だが、カミさんは弁当を作るために午前3時半起き。
私もカミさんがガチャガチャやるので午前4時には目が覚める。
しかも娘の帰宅時間が遅いので駅まで迎えに行くのは私の役目。
迎えに行って戻ってきて色々と雑用をしていると就寝時間は午前様。

娘の教育実習のために睡眠時間は夫婦ともに4時間を切るというナポレオンみたいな生活を余儀なくされている。

月末まで親の体力が持つかどうか大いに懸念されているところだ。


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