<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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子供の頃からなじみだった俳優やコメディアンが亡くなると寂しさを強く感じる。

広川太一郎や野沢那智、納谷悟朗といった個性的な声優が亡くなったときも強く寂しさを感じたものだが、サザエさんの磯野波平の声を演じていた永井一郎が亡くなったというニュースも、これまた強く寂しさを感じるものなのであった。
サザエさんという長寿番組で演じ続けてきたからか、はたまた突然の亡くなり方だったのでニュースで報じられたためか、巨人の星の星一徹の声を演じていた加藤精三が亡くなっていたことに気づいたのは、新聞を整理している時なのであった。

永井一郎は磯野波平を演じていたほかに、YAWARAの猪熊滋悟郎を演じていたことが再三報道されているが、私には宮凬駿のテレビアニメーション「未来少年コナン」のダイス船長や高畑勲の「母をたずねて三千里」のペッピーノさんが強く印象に残っている。
磯野波平が安全牌的役柄であれば、ダイス船長やペッピーノは個性派で演じる方も面白かったに違いない。

加藤精三の星一徹はあまりに個性的で、あの声をどこで聞いも星一徹を思い出してしまうくらい、役柄と声の一致した声優だった。
何を聞いても星一徹のタガが外れたのは、スタートレックDS9で異星人のオドーの声を演じていた時だった。
やはりアニメーション作品と実写の海外ドラマは雰囲気が違ったからだろうか。
オドーの声を聞いても星一徹をイメージすることはなかった。

声を聞くだけでキャラクターを思い出す。
星一徹と磯野波平。

個性の違う二人の父が逝った。


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