<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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「関西の奥座敷 芦原温泉」
なんてキャッチコピーが完全に昔になってしまいったが、その言葉が完全に死語になる時が近づいている。
なんのことかと言うと、北陸新幹線が来年3月、福井県の敦賀まで開通するのだ。
それも東京方面からの開通で、大阪からの開通はいつのことになるやら分からないのだという。

地元での歓迎ムードはNHKも「ブラタモリ」で取り上げるぐらいなので、特別な出来事だ。
でも、関西地方に居を構える者にとっては至極迷惑。
現在、金沢まで直通で行ける特急サンダーバードも敦賀止まりなので、これでは関西のアーバンネットワークの代名詞「新快速」とかわりはなく、止まる駅の数が少し少ないだけで、メリットはほとんどない。
芦原温泉はもとより金沢へ行くのも途中敦賀での乗り換えが必要になってくる。

北海道新幹線と比べると北陸新幹線は遥かに利用者も多く、その利便性は認めるところだが、なんでこんな中途半端な開通を図るのか。
新幹線が開通しても特急でそのまま金沢や富山に行けてもいいんじゃない。

私は山陽新幹線が岡山まで開通した時、まだ小学生だったが、親にせがんで「特急しおじ」に岡山から大阪まで乗せてもらったことがあった。
つまり山陽新幹線の途中開業でも山陽本線を走る特急しおじは下関から新大阪まで走っていたわけだ。
それがなんでサンダーバードでできないの?
という不満がある。

ということで北陸新幹線、関西から西ではその必要性がほとんど認められない迷惑な地元新幹線なのだ。


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