<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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明治製菓がスナック菓子の「カール」の東日本での販売終了を宣言した。
その理由は健康志向に伴う販売額の減少なのだという。
今後は四国の松山工場だけの生産になるため関東まで運ぶ運賃が採算にあわず、大阪以西での販売に限られるという。

あのカールおじさんが関東から、いや中京圏から東は消えてしまうことになった。

子供の頃。
カールと言えば私はカレー味であったが、これは全国から消えることになっており、残るはチーズ味とうすあじだそうで、どちらも私の好みではない。

それにしてもお菓子ひとつとってみても、大きな変化が起こりつつある。
じゃがいもの不作でカルビーがポテトチップスの出荷量を激減させているのは別として健康志向を原因として昔からあるお菓子が受難の時を迎えているのは、別に原因があるのではないかと思えなくもない。

健康を無視した食品は他にもたくさんある。
ブラジル産や中国産の食材、食品。
防腐剤いっぱいのコンビニ弁当。
食用油たっぷりのコンビニおにぎり。
脂肪注入安物焼肉などなど。

カールを食べて病気になったり死んだ人はいない一方、安物の牛肉で焼肉をやって食中毒で死んだ人はいるわけで、なにがなんだかわからないのだ。

ともかくカールおじさんは時代の食品イデオロギーの犠牲になり、関東から消える。

なお、大阪からカールを仕入れて首都圏で高く売ろうと考えているあなた。
もうすでにそんなだふ屋的取引は始まっているようなので、時すでに遅しなのだ。





※お断り・連載中の「旅と..」は少々書き直しをしております。
でき次第再開いたしますので、よろしくです。

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