<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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自転車に乗って商店街を走っていると鯛焼き屋が目に止まった。

私は酒飲みの甘いもの好きなのだが、今のところドクターストップがかかった関係で酒を控えている。
どのくらい控えているかと言うと、今年になって5回しか飲んでいないのだ。
それも家飲みはゼロで、あとはぜ〜〜んぶ付き合い酒。
相手に飲まないことを心配させてはいけないという思いからビールを1杯か2杯。
それでおしまいという従来の私を知っている人にはとても想像のできない慎ましやかな生活をしているのだ。

そんなもんだから甘い方は少々食べすぎというぐらい食べている。
ケーキやシュークリームといった洋菓子はもちろん、おはぎに回転焼き、まんじゅうに生菓子などなど。
ある意味酒を飲むよりも高くつく場合があるが、それはそれでよしとしたい。

高級ケーキや茶道に供する生菓子ばかり食べるわけにもいかないので、手軽なところで鯛焼きがある。

商店街の鯛焼きチェーンの鯛焼きがなんと1個230円もしているのだ。
私の目は鯛焼き一個のかかくに釘付けになった。
鯛焼き1個に230円はありえない。
ついこのあいだまで1個110円ぐらいだったと記憶しているので、わずかの期間に価格が倍以上になってしまっていたのだ。

鯛焼きという庶民のスイーツが庶民的名価格でなくなる物価高。
今年に入って続く各種製品価格の高騰を最も実感することになった瞬間なのであった。

で、用を済ませて自宅に帰って、
「お〜い、鯛焼き1個230円もしとったで」
とカミさんに話したところ、
「え〜〜〜〜〜〜!鯛焼きみたいなもん、1個80円で当たり前や」

いつの時代なのかと思ったのは言うまでもない。


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