<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地



NHK大河ドラマ。
今年はカミさんに無理やり視聴させられて昨日で2回め。
昨年の「どうする家康」は1作目で、
「なんじゃい!このビデオゲームみたいな画面づくりは」
即見る気が失せて以後一回もチャンネルを合わせることがなかった。
今回も同様に失せることになるであろうと見始めたのだが、なぜかカミさんが気に入ってしまい、
「私が見るからあなたも見なさい」
という事になってしまった。
いたってはた迷惑な状況なのである。

で、最近の大河ドラマは見ていると色々と突っ込みたくなるが、今回もそんなところが満載なのだが、その最たるものの一つが、
「話し言葉が江戸時代を舞台にした時代劇と同じぐけ言葉だが、そんなんでいいの?」
というところだ。

「……でござる。」
とか
「かたじけない。」

とか、実にいい加減にしていただきたい言葉が展開されているのだ。
少なくとも本作は日本文学における大衆文学のその祖とも言うべき紫式部が主人公のドラマなのだ。
間違っても「江戸むらさき」ではない。
日本語の言葉遣いぐらいちゃんとしていただきたいぐらいだ。

ドラマの進捗がゆっくりなのも今の時代に少々ミスマッチという感じがしないでもないが、言葉遣いがこれではドラマへの感情移入が非常にやりにくいのだ。
貴族が武家言葉を話すわけがない。

とはいえ、
「……で、おじゃる」
などというと、笑ってしまって、それはそれで大変だ。


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