<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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新幹線で大阪から東京へ行くと最速のぞみ号で2時間35分。
途中静岡や豊橋に停車するひかり号でも3時間弱。

社会人になって初めて新幹線で大阪~東京を往復した頃は最新車両が二階建て車両の連結された100系。でもほとんどの電車は丸ボンネットで青い光の超特急0系。
所要時間は3時間と少しだった。
名古屋を出てから東京につくまでの2時間が妙に長く感じられ、座席も今ほど良くないから東京へ着いたらぐったりしていた。
それが今や2時間代。

先日、出張でこだま号に乗らなければならない機会があり、いつもならのぞみに乗ってビューン!と通過する浜松駅に停車した。
たまたま夕方の電車でまだ景色が明るかったので外を見ていると、浜松を出発してすぐのビルの屋上に時代を感じる看板を発見した。

「東京まで90分、大阪まで100分」

と、その看板には書かれていた。

そうか、浜松までは大阪から100分。東京からは90分かかるのか。
合計190分。
普段見かけない看板に、「やっぱりたまの各駅停車のこだまもいいな」と思っていたが2時間半の距離にしてては190分は長すぎると疑問を感じた。
で、すぐさま190分は3時間10分であることを思い出した。

あの看板は新幹線が国鉄だった頃の看板なのだった。

のぞみ号に乗っているとスピードが早すぎて読めない看板だが、今なら「東京まで75分、大阪まで80分」となるところ。
各駅停車のこだま号の旅は、20年以上も前に私の心をタイムスリップさせてくれたというわけだ。

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