<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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久しぶりに風邪をひいてしまった。

ここ数日、妙に寒いなーと思っていたら、秋を通り越して冬になっていたのだ。
ついこの間まで「暑いよ~、暑いよ~」と汗をダラダラ流していたのに、いきなり冬になったものだから、体のコンディションも、そのスピードについて行くことが出来なかったわけだ。
なぜなら、私はまだまだ暑い日々が続いていると思い込み、仕事が終わって自宅に戻ってきたら、風呂に入ったあとはランニングシャツにパンツ一丁という出で立ちでリビングでビール何ぞを飲んでいたのだ。
これで風邪をひかない方がどうかしている。
ある意味、風邪をひいたから正常な肉体であったということが言えるのかも知れない。

それにしても今年の風邪はまず、重度の肩こりと膝痛という現象からスタートした。
仕事では私は自動車をめったにつかわず歩くのだが、今回は歩いていると膝が怠くて痛くてどうしようもないくらい苦痛を感じたのであった。
しかも肩の上には何か乗っかっているのではないかというぐらいのズシリとした重量感を感じながらである。
「はてさて、何か霊にでも取り憑かれたのか」
と思いたくなるくらいの肩こりなのであった。

やがて鼻水が出てきて、次いで鼻がつまり、咳が出るに及んで、
「これは風邪だ」
と気づいた。
20代の頃は浅田飴だけで風邪を治してしまった私であったが、ここんところ風邪をひくと症状が長引くという、嫌な病状ががあるので、早めに風呂に入って寝ることにした。
ところが、その夜、寝ている時にいきなりのどにタンが詰まって呼吸が出来なくなるというアクシデントが発生。
ズバッと一気に目覚めて、
「ぜ~~~~は~~~~、ぜ~~~は~~~」
と死にそうな呼吸を繰り返すと、カミさんが驚いて、
「どうしたん!どうしたん!どうしたらええの!」
と必死の形相なのであった。
こっちとしては、
「タンが気管に入って息が出来ない。救急車読んだ方がいいかも」
と言いたいところだが、声に出るも何も、息をすることがほとんど出来ず、
「死ぬかも」
と思っていたら、やがて少しづつ息が出来るようになって、ことなきを得た。
救急車を読んでいたら、笑われているところであった。

そんなこんなで、これは普通ではないと思った私は翌朝、近所の内科医を訪れた。
「あそこなら、並ばずに見てもらえるよ」
という義母のアドバイスに則って訪れたのであった。

で、予想通り、患者の大半は年寄りで、それもほとんどが注射のみ。
私の診断の順番がすぐに回ってきて。先生に見てもらえることになった。

「どうしたんですか?」
と先生。
「風邪みたいなんです」
と私。
「風邪?」
「はい」
「いつからです?」
「おとといぐらいからおかしくなりまして」
「熱はあります?」
「いいえ」
「はい、舌出して。」
「あ~~~」
「薬出しときましょ。それ飲んどいてください」

ということで、1週間分処方されたのが写真の薬なのであった。
結局。2日経っても3日経っても症状は緩和されず、悪化をたどった。
5日に目におよんで、症状の主たるものが咳と鼻水鼻づまりなので耳鼻科を訪れると、バキュームみたいな機械で鼻水を吸引し、蓄膿でないかのレントゲンを撮って、薬を2種類処方されたら、それでだいたいの症状が治まってしまったのであった。

恐るべし耳鼻科。
もっと恐るべし、近所の内科。
なのであった。

ということで、体調は急ピッチで戻り始めているのだが、カミさんが、
「しんどい」
と言って寝てしまったので、明日は耳鼻科に行くように薦めてみるつもりだ。

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