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中国の習近平主席を国賓として招くことに黄信号が灯った。

安倍晋三首相が昨日の日中首脳会談で中国に対する領土問題と人権問題に対する懸念を伝達。
国賓として招くには国内への説明が必要であることを話したらしい。

そもそも中国の主席を国賓待遇で我が国に招待するには少々無理がある。
そう誰もが考えるところだ。
米国のトランプ大統領を招くのとは大きく意味が異なる。
でも、
「米国を特別待遇するのなら中国もやっておいたほうがいいじゃないか」
といういわば損得勘定で招待した可能性が誰の目から見ても濃厚で、それが正しいのかどうかというとビジネス的には正しいのかもしれないが、政治的には「?」と思われても仕方がないものがある。

会社のイベントでも親しいお客さんとムカつくお客さんのどちらを招待するのかという悩みを体験したことがあるが、
「あそこの社長はアグレッシブだし、社員に冷たそうだし、でも業界団体の会長しているし」
で仕方なく呼ばなくてはならないことがあった。
今回の中国主席の国賓招待はそれに似たものがある。
アメリカと中国を同等に扱おうという小賢しい考え方の御仁が居るのかもしれず、もしかすると政府内のパワーバランスにも影響しているのかも。

中国企業からお金をもらっている議員さんもいることだし。

ということで「損得勘定」した行いには必ずリスクが伴うことを考える必要があるんじゃないかと思うニュースなのだ。


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