元SMAPの中居正広のスキャンダル。
「あ〜あ、またセクハラニュースかい」
と正直感じているところ。
とりわけ被害を受けた女性が9000万円という示談金を受け取ったという話を聞いたら、色んなことを考えてしまう。
果たして何が正解でホントに何があったのか、とか。
で、今回の事件を耳にして最も違和感を感じたのはフジテレビの株主の話。
タレントのセクハラ疑惑を放置したとして株主であるアメリカ企業がフジテレビにクレームをつけた。
何も考えずに聞いていると、
「やっぱりアメリカの企業はこういうことにセンシティブなんだ」
と思うところ。
でも、なんとなく変だなと思ってよくよく考えてみると、
「なんで日本のマスメディアに外国企業が出資してるんだ」
という違和感だった。
そもそもメディアは第三の権力というくらいに世論に与える影響は小さくない。
先の兵庫県知事選挙でも世論誘導を試みられたことは記憶に新しい。
SNSが影響力を持ってきて従来メディアが「オールドメディア」なんて言われて影響力の低下を招いているけど、情報発信力とそれに伴う影響力は決して小さくないわけだ。
それに外国企業が出資?
ええんかいな、そんなこと。
素直な疑問なのであった。
で、調べてみたらありました。
「放送事業への外資規制」
地上波、衛生放送ともに直接、間接的に放送の種別に応じて外国資本の参入を規制する法律があるようで、まだ読み込んでいないので詳細は省くとして、情報操作を危惧した内容であることは間違いなく、ともかく外資が全額出資で放送局を日本に置くことはできないのだ。
今回のフジテレビの場合は10%のステークホルダーということだが、ニュースによると最大の株主だそうで、果たしてそれが正しいのかどうか精査する必要があると思う。
これが米国ではなく中国企業だったりすると事態は深刻としか言いようはなく、いずれにせよ外国企業が少量であっても放送事業者の株主になって自分の意見を通すのは中居正広のセクハラ問題よりも深刻だと思う。
ぼーっと聞いていて違うところが気になったニュースなのであった。