<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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SNSが普及しているためなのか。
それとも自分で判断する能力に問題が生じてるのか。
はたまたモノの価値判断に齟齬があるのか。

新型コロナウィルスのワクチン接種を拒否あるいは日和見する人々がすくなくないという。
とりわけ若者世代に多いそうで、理由は何かというと、

「副反応が怖いから」
「子供がつくれなくなると聞いたから」
「ともかく打ちたくないから」

というもので多くはその理由を尋ねると、
LINEの情報、FBの情報、知人から聞いた情報だという。

中には、

「今回のワクチンは国の陰謀で」

と言う人もおり、どちらかというと内科とか感染症科の医者よりも精神科のほうが必要なんじゃないかと思う人も少なくない。
某設計事務所が経営するという大阪の学習塾は常から少しおかしいところもあり、今回も「独自の陰謀説」を生徒に配布して行政から指摘を受けて泣く泣く撤回するというできごとも発生しているのだ。

私は高齢者ではないが、高齢の父親がいるのでその父がかかりつけの病院でファイザー製のワクチンを打つ時に私にも打ってもらえるという機会をもらったので、早々と2回の接種が終わっている。
あとはいつ万延防止法が終了して飲みにでかけるかということだけなのである。
またイギリスのように「三回目が要るかも」という事態になることにはシオノギや第一三共、阪大&タカラバイオなどの日本製ワクチンが完成していると思われるので、これも安心だ。

ところで、このようなデマでワクチンを拒否している人にワクチンを打たせるにはどうするのか。
政府は思考が硬く機転がきかないのでオリンピックも無観客などというわけのわからない状態になっている。
プロ野球オールスター戦が大観衆の中実施されていたのに、わけのわからない状態が発生しているのだ。

まずはワクチン接種完了の人は証明書をみせることでオリンピックの観戦を認めるべきだ。
今そういう措置をとったところでワクチン完了はほとんどが高齢者なので爺さん婆さんの観客ばかりになるかもしれないが、居ないよりマシといえよう。
大学によっては学生への接種は完了しているとこともあると聞くので、そういう大学の学生は率先してオリンピックを見に来ていただきたいところだ。
それも「どうせ無観客でやるつもりだったんだろ?」ということで、接種した証明があれば入場料は無料でいいのではないかと思う。
プロ野球やサッカーJリーグの観戦もワクチン完了を条件に入場制限も無くそう。
コンサート・ライブ・演劇・演芸もみんなそう。
レストラン、飲み屋、フーゾク関係もそう。
ワクチン完了していないと入場できないとなると見たいものは率先して打つようになるだろう。

合理的な理由無しでワクチンを拒否したものがコロナに感染して入院した場合、治療費は自費としたい。
なんといってもそんな精神科の治療が必要な人の身勝手な感染に私達の血税を使う必要はない。

ということで、あっちをみてこれをみて。
テレビのワイドショーもデマの発生源だから、そういう番組のスポンサーの製品は不買運動するのも良し。

デマにながされ「個人の権利」を叫ぶ人は個人の義務としてしっかり責任をとっていただきたい。それが自由主義の本幹でもある。


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