<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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朝、出かけようと思ってまずはガソリンを入れなければと思い近所のスタンドへ出かけた。
そんなに遠くへ行くわけでもないので満タンにせずに2000円分だけガソリンをチャージ。

「満タンにせずに、こまめに給油することで燃料の重さ分を省エネする」

という某大手運送会社の試みを真似しているのだが、この方法、少々面倒くさいことを我慢すると少しは効果があるようなので続けている。

で、燃料を入れて自宅へ戻ってきたウィンカーをだしたまま家族の出発準備が整うのを待っていた。
燃料がもったいないので当然エンジンはオフ。
私はマイカーの窓を拭いたり、猫の額ほどの庭の雑草を抜いたりしながら待つこと20分ぐらい。
やっとこさカミさんと娘が出てきた。
さて行きましょうか、ということでイグニションのスイッチを入れると、
「グイン」
と音はするもののエンジンはかからない。
もういちど、
「グイン」
さらにもう一度、
「グググ」
何度やっても同じ。
最初はスターターが、ククククと音を鳴らしていたが、スイッチを押すたびに次第に音はしなくなり、ついに停止。
なにも反応しなくなってしまった。

バッテリーアウトなのであった。

「なんでやねん!」

たかだか20分程度のウィンカー出しである。
しかも真冬の寒い時期ではなく、暖かな春というか初夏なのである。

「とりあえず、いったん家に戻って」

とカミさんと娘に司令を出して、私は携帯電話でJAFを呼んだ。

「バッテリー、早めに交換してくださいね。それとオイルがありません。ほら。ここにちょこっとついているだけでしょ。」

JAFのサービスマンはエンジンを起動させるまえにオイルの点検、水の点検をしてくれた。
私のメンテナンスがよくないのはわかっていたのだが、バッテリーは前回交換して2年と10ヶ月が経過。
オイルは1年が経過。
バッテリーとオイル交換を同時に行わなければならない。
そういえば前回タイヤ交換したのは2年半ほど前になるので、そろそろタイヤも交換せねばなるまい。

最近の若者が自動車を持ちたがらない理由はこのあたりに理由があるのかもしれないと思いながら、どうしてこうも故障というかメンテナンスの必要なものは連鎖するのだろうかという疑問が私の脳裏に浮かんだ。
なにも財布の中身を気にしているだけではないのだ。

以前、実家のテレビが2台続けて故障して買い換える事態が発生。
その後すぐに実家の洗濯機と我が家の洗濯機が同時に故障するということもあった。
さらに最近、15年ほど前に購入したステレオアンプの調子もよろしくない。

このように故障が連鎖する理由はいったいなんなんであろうか。
メーカー間で故障タイマーでも仕掛けているのだろうか。
研究の必要がありそうだ。

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