<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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安倍総理が中国、韓国の首相、大統領とそれぞれ首脳会談したのは2日前。
「共通の歴史認識を持つように」
と中国、韓国ともに安倍首相に要求したそうだが、かなりナンセンスな要求だ。

というのも、中国と韓国の歴史認識は彼らの都合で構成されていおり、事実ではなくてフィクションの世界。
自分たちの過去が、
「こうであったらいいのにな~」
という夢物語を事実として脚色し、真実を語るものを抹殺してきたからなのだ。
なぜそんなことが出来るかというと、この2つの国には言論の自由がないから。
政府政権が発表する歴史に嘘はなく、それを否定するのは死に値する悪行なのだ。

例えば源義経は生き残って大陸へ渡り、ジンギスカンとなって戦った、という有名な夢物語が「真実である」と信じることに近い。
「いや~、義経はやっぱり死んだんですよ」
と言おうものなら、刑務所に放り込まれて最悪の場合銃殺刑になってしまう。
ま、そういう国との歴史談義は時間の無駄以外のなにものでもない。

今、オーストラリアに留学しようとしていた人権派弁護士の父を持つ16才の中国人少年が空港を出発する時に公安に拘束され行方不明になっているのが話題になっている。
共産党政府は人権蹂躙の政権だ、ということはたとえ真実であっても共産党にとっては真実ではなく嘘であり、そういう嘘をつく人々は一切許すことができないというのが、お国柄なのだ。
自国の新聞の記事から大統領の情事まがいの話題を引用した産経新聞の特派員はケシカラン奴でそれを報道した元の自国報道機関はお咎め無しの韓国もまったく同じ。

言論の自由のない国の歴史認識。
同じというわけに行かないのが言論の自由溢れる日本の言いたいところなのだ。

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