<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地



先日、私が会社で使用しているMacBookにBootcampを使用してWindows 7をインストールした。以来、起動ボタンをオンすると自動的にWindowsが立ち上がってしまう、変竹林なMacになってしまったのだ。
これって設定がいけないのだろうか。

Optionキーを押しながら起動するとMacOSを使うのかWindowsを使うのか訊ねてくるので問題はない。
それでもOptionキーを押すのを忘れると「ぼわ~~~~ん」というMacの起動音と共にWindowsが立ち上がるので、かなり違和感がある。

私がパソコンを始めた頃、FM-8だとか、PC88だとか、MZ80なんて機種が出回っていてアップルコンピュータは伝説のパソコンなのであった。
ところが「絵が描ける」パソコンとの認識のあった私は、Macが欲しくて欲しくて仕方ない時期がしばらく続いたのだが、代理店のキャノンはびっくりするような価格で販売していたのでPC98やX68Kといった国産パソコンで我慢するしかなかった。

パソコン市場が膨張する一方Macは高級路線で在り続け、Windows3.5からWindows95登場を迎えた頃、スティーブ・ジョブズの追放も相俟ってすっかりマイナーな存在に成り果てた。
Performerなんていう安物Macの登場で、私にとって初のMacが入手できたものの、周囲はすっかりWimdows。
マイナーなMacにさらなる魅力を覚えてパワーPC G3、G4と続く中、マシンの買い替えもMacで続けた。

大衆に迎合しない。

私は良いものでも人気の無いものが大好きな一種の「へそ曲がり」。
そういう私にぴったりだったのがMacだった。
気がつけば会社は全部Windows。
友人もほとんどWindows。
街中どこでもWindows。

あれから幾年月。
時代は変わった。

今や街中「りんごマーク」。
iPhone、iPadにiPod。
さらにiMacやMacBookの広告、看板、雑誌記事まで目立ち始めた。
今や書店の店頭の雑誌コーナーはAppleメインでMSは隅っこ。

なんとなくMacのファンであるのが飽き始めている私なのだが、これってかつての何かに似ている。

そう、あのスタートレック。
あの深夜の外国テレビ番組に似ているのだ。

実は私は大のは「宇宙大作戦」のファン。
スタートレックではないところがミソ。
私が関西テレビの深夜枠で放送されていた「宇宙大作戦」は放送されていた中学生の頃。
スタートレックなんか、ほとんど誰も知らなかった。
「あ、あの耳の尖った人のでてるSF?」
程度の世界だった。
それでも私は毎週欠かさず鑑賞。
すっかり23世紀、宇宙時代の未来世界にはまっていたのだった。

それが今や映画にもなった。
CS放送ならたまに24時間ぶっ通し放送もされるくらいの人気者。

すっかり番組への情熱が冷めてしまっているのは言うまでもない。

Macとスタートレック。
似たもの同士な存在だ。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )