<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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東京に不気味な建物が出現している。
その名は「東京スカイツリー」。

仕事で千葉へ行った帰り、首都高を走っていたら、遥か彼方に通天閣と京都タワー足して2で割って巨大にしたような工事中の東京スカイツリーが目に止まった。

「高い」

思わず口をついてでた言葉は、値段の話ではない。
もちろん高さの話だ。
その高さ現在390mだそうだが、完成するとなんと634m。
これってちょっとした山の高さだ。

我が街大阪を見下ろす東京スカイツリーと同じ目的の山がある。
生駒山。
大阪と奈良の府県境にある長細ーい山脈で、頂にテレビのアンテナが何本も立っているのですぐに見つけることができる。
この生駒山の標高が642m。
頂上からの眺望はなかなかグッドで大阪平野の夜景が楽しめる。
天気がよければ大阪湾ごと眺めることができるので、明石海峡大橋から神戸、淡路島、神戸空港、関西空港、伊丹空港、八尾空港、などなど、関西の航空管制をするならここがぴったりと思えるスポットだ。

ちなみに奈良方向の景色の記憶はない。
もしかしたら暗かったのかもしれない。

東京スカツリーは完成すると、この生駒山の高さに迫る高さになる。

さらに、大阪にはもっと低い山もあり、天保山(標高4メートル50センチ)は別にして、これまた大阪と奈良の不県境にそびえる二上山はスカイツリーよりも低いことになる。
低い山ながら頂には草壁皇子(天武天皇の皇子)の墓所があったりすり大変格式の高い山なのである。
しかし高さが517mしかなく、東京スカイツリーよりも低いことになる。

ということで、東京都内に出現した東京スカイツリーはちょっとした「細~い山」。
異様な姿も、納得といったところだ。

なお、私の会社の東京支社に務めるO君は大の高所恐怖症。
シカゴのシアーズタワーで展望デッキに一緒に登ると展望窓と反対側の壁に張り付いたまま動かなくなったことがあり、その夜の酒の肴に献身したのだった。
ということで、タワーが完成したら是非ともO君を連れて行ってあげたいと思う、私なのであった。

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