
いゃー、素晴らしい講演だった。「あのテーマをあれだけ豊かに語れる人は、滅多にいない。感動した」、ともに聞いた友人が電話をくれた。
その講演会は、私が役員をしている岡山高齢協主催の森田恵子さんの講演会。テーマは「思いを相手に正しく伝える話し方」、私も聞き入り聞き惚れた。
「感謝の言葉」など、5つの「魔法の言葉」をあげて、会場の参加者に語ってもらう。「感謝の言葉」では、「ありがとう」「助かります」等が次々と出てくる。それを完璧なリアクションで受け取る森田さん。「うぁー、素敵」「そうそう」等、笑顔たっぷりで受け取る。会場が一体となり、話が進んでいく。
そして、全ての多様な人たちに伝わる言葉が「優しい日本語」(=わかりやすい日本語。小学3年生が使える言葉」で、それを心がけて伝えることを大切にされるといいとも語られた。まさに、言葉について目からうろこのお話。
森田さんは「言葉には、私たちの脳を変える作用がる」、「言葉は心を耕す」とも語られた。
私は常々ボキャブラリーが貧困で、例えばおいしいのを食べても「美味しい」としか表現できない。とてもではないが、豊かな食レポはとても無理。畑は時に耕しているが、「心を耕す」ことの大切さを教えられた。時々、「5つの魔法の言葉」の表現の仕方を探ることで、意図的に用意できるようにしようと思ったりもした。
ともあれ、重ねて書くが、素晴らしい(この言葉しか出ない私だ、ホントボキャ貧)お話しをしていただいた森田恵子さんに、感謝、感謝だ。
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