

実りの秋はもうそこまで、200冊もの著書がある立石憲利さんに心からの敬意
今年の厳しい暑さの夏、赤木愼平先生の『おかやまの歌舞伎 ~宮内芝居を中心に』の出版作業を横目で見させていただいた。何度か、出版社である「吉備人出版」にもご一緒させていただき機会を得た。そして、完成した本を受け取る際にも、同席させていただいた。赤木先生の喜ぶ姿を見た。
一方で、「立石憲利さん『著作200冊を祝う会』開催の呼びかけ人の一人に加えていただいた。9月18日の当日は、第一部の「聞き、調べ、語る -民話とともに70年」と題しての立石憲利さんの記念講演の進行役を務めさせていただく予定だ。立石さんは、県内では現存する最も多い著書をもたれる方だと思う。いつも感動している。
そんな方々とご一緒させていただいていると、「本を持つ喜び」がひしひしと伝わってくる。いつも書くことだが、「人は生涯に一冊の本を書くことができる」という言葉がある。がしかし、私で言えば実際にはとてもではないがそれは不可能だ。
自分自身で本は書けないから、たくさん出版されている本を少しだけでも読ませていただくことで、満足している。今公民館経由で市立図書館から借りている本がたくさんあり、加えて購入している本も少なくない。本を読む時間の確保が困難な状況だ。
こんな状態で、本を出すなんて、おおよそ私には想像もつかない大事業で、無理というものだ。200冊もの著作がある立石さんに、心からスゴイと思う。もの凄い努力なしには、そうした到達はない。心からの敬意を表したい。
今年の猛暑も次第に和らぎ、実りの秋、読書の秋はもうそこまできている。
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