地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

死後の挨拶状

2011年11月19日 | 読書

 

『生前に書く「死去のご挨拶状」』を読んだ、終末期を考えつつ今を精一杯生きたい

 人の一生に於いて、絶対に避けられないのが死だ、と言われている。その通りで、百年生きている人はいるが、千年も生きている方はいない。

 その「死」について、私は「死ですべてが終わる」と考えているので、格別怖いとは思わない。ただ、その死に至る過程については、少しだけ悩む。「悩む」と言っても、何が出来るわけではない。ただ、要するに家族に迷惑をかけたくないとの思いがあるだけだ。

 そして、ガンなどが発症して死期が限られた場合には、ごく身近な人にはお礼の「お食事会」にお誘いしようと思っている。「生前葬」は、余りに派手すぎる。

 そして、それが出来ない場合には、誰にも知らせず家族だけで見送ってもらうこととしている。その後一ヶ月位して、私の書いた挨拶文を同じ時間を過ごした友人たちやごくごくお世話になった方々に送ってもらおうと思っている。

 もちろん戒名などは不要と考えており、そのことも家族に伝えてある。生前の名前、その一つでいいと考えている。

 ともあれそんな私であり、津城寛文著『生前に書く「死去のご挨拶状」』を読んだ。本の中には、「例文」もあり、参考になった。

 そろそろその「死去のご挨拶状」やそれを同封してお送りする封筒の宛名書きも始めたいと考えている。我が人生であり、その準備が出来ないままで、旅立ちの日が到来するのではないかと思ったりもしているが。

 終末期を考えつつも、「今」を精一杯生きていきたいと考えている。人生はどんなドラマよりも楽しいから。

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