

脳出血で倒れた妻・真屋順子さんを支えた夫・高津住男さんが亡くなられた
今日の新聞各紙の訃報欄に、高津住男さんの死が掲載されている。「7月31日、肝臓ガンで死去。葬儀は行わない。(中略)00年に脳出血で倒れた真屋順子さんを介護し、共著『ありのまま』や、夫婦での講演で経験を伝えた」とある。
今日届けられた雑誌・「季刊 上方芸能」の「編集前期」で木津川計さんは、「団塊のヒーロー・つかこうへいが62歳で逝った」と書き出しいる。「男子の平均寿命79歳からすると、確かに、少し早い。が、革命的人物は多く夭逝し、夭逝させられるのである」と続けている。また「優れた業績を挙げた人も若死にする」等と書き、司馬遼太郎や梅棹忠夫の死について書いている。
私のような年齢になると、結婚式への案内は皆無となり、死亡通知ばかりが届く。それだけに、人の死について敏感になる。
今日訃報に接した高津住男さんは、妻の真屋さんが脳出血で倒れた後の看病と、二人で力を合わせてのリハビリテーションにより、真屋さんは車椅子ながら現在は舞台に復帰しているという。そのいきさつは、お二人のご著書『ありのまま』に詳しい。
そのご著書『ありのまま』に、「病気は“自分試し”」等の元気をもらっただけに、高津住男さんの死の報にショックを受けている。何より辛いのは、真屋さんであろうが・・・。ともあれ、心からのご冥福をお祈りする。
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