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地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

夢を捨てた

2014年06月11日 | 読書

川名荘志著『謝るなら、いつでもおいで』を読んだ、新聞記者になる夢を捨てた

 私がなりたいと思った職業は、タッタ一つだけ。それは新聞記者。しかし、浅学非才故に、またその夢へ向けた努力もしなかったので、叶わなかった。

 現役時代、たくさんの記者の方とお話しする機会をいただいた。そんな姿を眩しく眺めていた。ある時、市政記者室は各社全て女性記者(山陽新聞は複数いるので男性もいた)という時があり、その中のお一人が転勤するということで、送別会に加えていただくこともあった。幸せを絵に描いた姿となったりもした。

 ともあれ、そんな憧れた新聞記者ではあるが、川名荘志著『謝るなら、いつでもおいで』(集英社刊)を読んで、その「シンドサ・辛さ」を実感した。著者は毎日新聞記者。初任地の佐世保支局で、「佐世保小6同級生殺害事件」に遭遇。被害少女は支局の直属の上司(支局長)。支局長の住まいは支局の3階。

 被害少女と食卓を囲んだこともある川名記者は、様々に苦悩しながら事件を追う。記者でありながら、被害者の親である支局長。まさにドラマさながらに、進行していく。読み進むのが辛くなるが、勇気を出して読み続けた。

 この本の最後には、被害少女の父親、加害少女の父親、そして被害者の兄の「思い」も著者の手で書かれている。心を打つ。読み終えて、この本の表題に改めて心を打たれた。私には、こうした文章はとても書けないと思い、新聞記者への夢を、今頃になって捨てた。

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応募券

2014年06月11日 | 音楽・コンサート

応募券欲しさにポテチ1000袋を購入し不法投棄して逮捕された、悩ましい

 「声優・水樹奈々のコンサートチケットの応募券欲しさに、ポテトチップス1000袋を購入。応募券を切り取って中身を食べずに箱に詰めて、段ボール箱89箱(重さ約208キロ)を不法投棄した疑いで逮捕」という報道を読んだ。逮捕されたのは、25歳の男性。

 応募券のついたコンサートチケットは、声優・水樹奈々のLIVE&バックステージツアー付き。本人にも会えるという。ファンであれば、垂涎か。しかし、抽選で招待されるのはわずか10人。しかも、9点分で1口(3点の応募券も入っているようだが)。

 それ故、どうしてもと思えば、たくさんの応募で当選したいと思うのは不思議ではない。にしても、25歳の若者で、1000袋を買うのは大変な出費。総額30万円とも聞く。生活が破壊されていなければいいが、と心配もする(もちろん不法投棄は許されないのだが・・・)。

 

 このポテチ事件を考えると、やはりAKB商法にも目がいく。今年のAKB48の総選挙の投票総数は、268万9427票。どれだけの若者が、どれだけのお金を使ったのだろうかと、これまた心配。

 加えて、投票券を抜き取ったCDなどは、どこへあるのだろうと思う。みんな自宅に山と積んでいるのだろうか、そんなことを考えると夜も眠れない。

 ところで、AKB48の総選挙に関わって、ネットで、1位となった渡辺麻友の大逆転劇のカギを握ったのは中国だったと、中国紙・新京報(電子版)が報じたことを知った。

 「まゆゆが獲得した15万9854票のうち、3万5635票は中国票」で、「中国のファンはネットを通じて180万元(約2950万円)の資金を集め、投票した」という。大変な金額で、中国でも生活破壊へ進んだ人はいないのだろえかと、いらぬ心配もする。

 

 握手券付きとか投票券付きとか、ファン心理を突いた商法はそろそろ見直されてしかるべきと考えるのだが、どうだろうか。

 

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