松たか子が出演するTVドラマ「運命の人」が、来年1月15日(日)から放送開始
キムタクが主演し、鳴り物入りで宣伝したTBS・日曜劇場「南極大陸」は、19日の最終回にやっと20%を超えて番組は終了した(初回も超えた)。しかし、「承知しました」の「家政婦のミタ」人気には勝てなかった。
さてそのTBS・日曜劇場の次回の連続ドラマは、私が注目し続けている松たか子も出演する「運命の人」だ。新聞記者が外務省事務官の女性を通じて国家機密の情報を入手し、それが一大スキャンダルとなる」、という事実をベースに、山崎豊子が書いた小説『運命の人』のドラマ化だ。
6年ぶりの連続ドラマ出演の松たか子は、その新聞記者(本木雅弘)の妻役だ。私的には、「待ち耐える妻」役よりも、真木よう子が演じる「攻める」外務省事務官役を演じて欲しかったという気がしている。ただ、その思いが、放送される「運命の人」を見て、やはり妻役がよかったと思えることを願っている。
さて来年の松たか子は、このテレビドラマに始まって、舞台が二つ(「ラ・マンチャの男」そして「ジェーンエア」)、それに映画「夢売るふたり」(西川美和監督作品、来年秋公開)もあり、充実した年となりそうである。ますます女優として成長し、名実共に「平成を代表する大女優」となって欲しいと願っている。
昨日は「たのたの庵主さん」のお誕生日、プレゼントされた大きなお花が飾られていた
昨日、私としては実に久しぶりに、「たのたの庵」にランチに行った。行くと、お店のテーブル席には、私も時々利用させていただいている「稚媛の里」のYさんが、「たのたの庵」が使用するお米を納入するために来店されていた。
そして、そのテーブルの前に、とても大きなお花が飾られていた。「すごく大きな、ステキなお花ですね」と、いつもお花もお届けされているYさんにお聞きした。すると、「今日は庵主さんの誕生日で、どなたかのプレゼントらしいですよ」とのお返事が帰ってきた。庵主さんは12月20日が誕生日なのだと、初めて知った。他に似顔絵などのプレゼントがあり、庵主さんは今でもモトキだ。
ところで、昨日は「茶録」の10種類のドライフルーツやバラのつぼみやハイビスカスなどドライフラワーの「Lien」(お茶)を楽しませてもらった。とても美味しかった。
さて、「たのたの庵」の店内には、吉備土手下麦酒の「年末年始のギフト 2011」のチラシが置かれていた。年末年始には、吉備土手の地麦酒を楽しまれては如何。
『なぜ宝塚歌劇の男役はカッコイイのか』を読んだ、私の宝塚は天海祐希だ
私もある時期、宝塚歌劇をほぼ毎年のように観に行ったことがある。天海祐希がトップ(月組)の頃だった。その天海祐希が退団して、初めて出演した映画「クリスマス黙示録」のポスターもゲットしている。私の宝塚は、それ以来止まっている
宝塚歌劇については、私の友人・知人にも熱狂的なファンがたくさんいる。お気に入りのスターさんのステージを観に、何度も何度も宝塚劇場に通っている方を、少なくなく知っている。そうした方は、お気に入りのトップさんのラストステージのためには、安くはないチケットをゲットして「お別れ」にも行っている。
そんな宝塚歌劇に魅力について知りたくて、中本千晶著『なぜ宝塚歌劇の男役はカッコイイのか 観客を魅了する「男役」はこうしてつくられる』(東京堂出版)を読んだ。
宝塚歌劇の初演は、桃太郎を題材に取った歌劇「ドンブラコ」(1914・大正3年、主演高峰妙子)だったことは、私が関係したミュージアムでの「桃太郎展」開催の関係で知っていた。その舞台写真もお借りして、展示させていただいたように思う。
この本に書かれていることは、熱狂的な宝塚ファンの方ならば、全て知っていることかなとも思ったりもしながら読んだ。先の歌劇「ドンブラコ」に関わっては、「桃太郎展」が開館記念の展覧会であっただけに、当時の楽しさや苦労を一気に思い出したりもした。
それにしても、「宝塚に男性が在籍していた時代があった」ことや、「労働組合があった(天津乙女副委員長の時代もあった)」等のことなど、大変興味深く読んだ。もちろん、表題となっている「宝塚と男役、娘役」についても、楽しく読ませてもらった。
まさに忙中閑ありではないが、時にはこうした本を読むのも楽しい。やっぱり私はミーハーなのだろう。