「無言館」第2展示館建設に、支援の輪を広げよう
相変わらず何とも暑い日が続いている。どうして梅雨明けが宣言されないのだろうと思うが、昨年も後半イヤと言うほど雨が降り続いた。これだけの天気が続くと、中庭の山野草が大変となる。あまりに暑すぎる。そして同時に、これだけ雨が降らないと、水不足を心配してしまう。そんな中でも、庭では大つゆ草が美しく咲き、涼を運んでくれる。
さてそんな暑い日が続く中で、少し前に無言館からご連絡をいただいた。趣旨は、「『無言館』第2展示館を建設中、あと一息のご支援を」ということだった。
「無言館」は、ご案内のように戦没画学生の遺作を展示しており、私の前職時代にその遺作展を岡山で開催したいと、館主の窪島誠一郎さんに長野県上田市の山麓にお会いしに行った。
そして、ご快諾をいただき、岡山での展覧会は多くの方々に来館いただき、感動と共感を与えることができた。私の誇りとする仕事の一つである。
さて、今回は「無言館」第2展示館として「傷ついた画布のドーム」と「オリーブの読書館」の2館を建設中とのことだ。このため、個人一口一万円(「個人名を館内に刻ませていただきます」とある)の支援を要請している。
私は貧しい身であるものの、この「無言館」第2展示館建設により、「全ての画学生の遺作を展示できる」そうで、その趣旨を理解して、明日送金しようと思っている。
みなさんも、是非ともどうぞ。全国に大きな支援の輪が広がることを願う。