NPO法人バンクオブアーツの空間創造委員会、昨日は小野珈琲店を会場とした
昨年度までは二期連続してNPO法人バンクオブアーツ(ルネスホールの指定管理者)の理事を、そして今は監事のお役をいただいている。同時に、以前からの空間創造委員会のメンバーでもある。
NPO法人バンクオブアーツには、クラシック委員会などの委員会があり、空間創造委員会はパフォーミングアーツなど、クラシックやジャズ等ミュージック系以外の全てのジャンルの主催事業などの企画・運営を行う委員会だ。
今取り組んでいるのは、今月11日に開催する「イーハトーブinルネス」、そして現在脚本を公募中の「演劇on岡山」だ。それ以外にもいくつかの公演の企画もしている。私的には、昨年4月に開催した「歌舞伎inルネス 上村吉弥が語り魅せます」も、来年も開催できればと考えている。
そんな様々な企画の進行管理をし、運営にも責任を持つことが必要であり、空間創造委員会は毎月一回開催している。その委員会を昨日開催した。いつもはルネスで開催するのだが、昨日は休館日のため小野珈琲店で、美味しいコーヒーを飲みながらの開催とした。
この委員会では、岡山における文化状況なども語り合うため、大いに刺激される委員会だ。ともあれは、11日の 「イーハトーブinルネス」に、たくさんの方々が参加していただければと願っている。
ルネス空間創造委で「演劇on岡山Ⅲ」や「イーハトーブinルネス」を議論した
昨日は「ルネス空間創造委員会」の一員として、その打ち合わせに参加した。今、「空間創造委」が主催する企画として進行中なのは、11月11日(日)に開催する「イーハトーブinルネス」、そして来年3月にルネスホールで上演予定の「演劇on岡山Ⅲ」だ。
「演劇on岡山Ⅲ」では、今その脚本を募集している。「岡山の地に伝わる『温羅伝説』を基にした脚本」で、この賞金はナント30万円だ。締め切りは11月30日だ。是非とも、応募して欲しい。
また「イーハトーブinルネス」は、東日本大震災に心を寄せつつ、宮沢賢治の詩の朗読や東北在住の方に講演をお願いするという内容だ。近くこの公演については内容を具体化したフライヤーも発行予定としている。乞う、お楽しみに。
この「空間創造委」の主催事業としては、今年4月に開催した「歌舞伎の見方楽しみ方講座 上村吉弥が魅せます」シリーズの、来年の開催も検討している。そうした企画の具体化のために、この委員会は毎月開催している。なかなかに楽しいが、少しだけ忙しくもある。
真夏の風物詩「夏休みこどもまつりinルネスホール」、壁面等には昆虫も登場
毎年開催してきている「夏休みこどもまつりinルネスホール」、今や岡山の真夏の風物詩となっている感がある。今年は今日が「カヤ文明」、そして2日が「昆虫&恐竜」だ。その開催にあたって、ルネスホールの壁面や入り口などに、様々なそして巨大な昆虫が姿を現している。
さて、2日の「昆虫&恐竜」は、造形作家の高嶋幸市さんを講師に、午前は昆虫を、午後は恐竜(どちらも巨大)を作って遊ぼうという企画だ。そして、今日はカヤの中にあるお布団に入って、こわ~いお話を聞くというものだ。
何しろ、演奏家の生演奏、そして照明の専門の方もいて、とても素敵な空間が作り出される中で、民話の語り部・立石憲利さん、ちくわ笛の住宅正人さん、声楽家の佐々木英代さんの三人がこわ~いお話を聞かせてくれるというのだから豪華だ。
会場に入る前から、「怖い」と言って泣き出す子どもがいれば、「怖くなんかないよ、平気、平気」と元気な子どももいる。ワクワクどきどきの体験だ。こんな素敵な体験をした子どもたちは豊かに育つに違いないと思ったりもした。
私が役員をしている委員会の主催事業であり受付などを手伝ったが、今日のルネスホールは終日子どもたちの笑顔と歓声が溢れていた。いつものルネスとは違う風景だが、とてもステキな風景だ。
「坪田譲治 心の詩碑」建立を機に、改めて坪田譲治作品を読み直そう
ずいぶんと遅くなったが、その「坪田譲治 心の詩碑」の除幕式&記念座談会について、とりあえず報告記だけ書いておくこととする。何だかバタバタの日々で、開催してから気がつくとずいぶんと日にちが経過している。
さて、前夜の激しい雷雨も上がって、坪田譲治の生家跡に金谷哲郎氏の手によって建立された「坪田譲治 心の詩碑」の除幕式が、実にたくさんの方々が参加していただいて開催された。その「除幕式」での「『坪田譲治 心の詩碑』建設実行委員会」の加藤章三会長のご挨拶は、長年の夢が実現したこともあり、その深い思いが吐露されたとてもステキなご挨拶で感動した。
そして、午後にはその除幕式に参加していただいた坪田譲治と関わりの深いあまんきみこ、沖井千代子、やえがしなおこ、千葉幹夫の児童文学者などによる記念座談会が、デジタルミュージアムで開催された。その記念座談会には、坪田譲治のお孫さんたちも出席していただいた。この「記念座談会」もまた、坪田譲治への愛情に満ちた、とても感動深いものだった。
坪田譲治の生家跡に「坪田譲治 心の詩碑」が建立されたことを機に、日本を代表する坪田譲治の善太と三平が活躍する作品群などを、多くの方々に
読んでもらいたいと願う。岡山市の名誉市民でもある坪田譲治の作品を、まだ読んでことない方々が、少なくないことを残念に思う。かく言う私も、この夏には、そうした作品群をできるだけ読み返してみようと思っている。
また、今月24日からは吉備路文学館において、坪田譲治と関わりの深い岡野薫子の目を通した坪田譲治の姿を紹介する「坪田譲治ともうひとつの『びわの実学校』」(~10月8日)が開催される。これまた、多くの方が観ていただき、坪田譲治について思いを深めて欲しいと願う。
今日は「坪田譲治 心の詩碑」の除幕式&「記念座談会」、是非ともご参加を!
昨日は、岡山市役所ロビーで開催されているパネル展「坪田譲治没後30年 ~穣治と文学賞~」に行った。展示を見ながら、私が「坪田譲治文学賞」の事務局を担当し、選考委員の五木寛之さん、高井有一さんや竹西寛子さんが出席されての、受賞作を選考する議論をワクワクして聞いたことを思い出したりもした。
さて、これまで「坪田譲治を顕彰する会」と「善太と三平の会」が中心になって立ち上げた実行委員会が準備を重ねてきた坪田穣治の生家跡に建設する「坪田譲治 心の詩碑」の除幕式が、いよいよ今日10時から行われる。
また、午後1時からは、岡山市デジタルミュージアムを会場に、「坪田譲治のふるさと岡山」をテーマに、除幕式に出席するあまんきみこさん、岡野薫子さん、千葉幹夫さんなどのご出席で「記念座談会」が開催される。
今日・7月7日は七夕であるとともに、岡山市の名誉市民でもある児童文学者・作家の坪田譲治の命日だ。そして今年は譲治没後30年の記念の年でもある。この機会に、坪田譲治を顕彰するする機会として、二つの催しに是非とも参加して欲しいと願う。
「NPO法人バンクオブアーツ」総会が開催され、今年から監事のお役をいただいた
今年の「ゆふいん文化・記録映画祭」行きは、集中豪雨による土砂崩れで宿を変わるなどのアクシデントがあったものの、極めて充実した時間を過ごすことができた。ただ、報告は少し先になることをお許し願いたい。
この報告も書こう書こうと思いつつも、議案書をなくして探していた関係で今日まで延びてしまった。利用率などの具体的な数字なども書こうと思ったのだが、いくら探しても未だ出てこない。情けない話だ。ともあれ、そんなこともあり書けずに来た。それが、これまで2期4年理事のお役をいただいていた「NPO法人バンクオブアーツ」の総会の件だ。開催されたのは先々週の月曜日・18日だから、もう半月近くも前のことだ。「遅くなってごめんね」だ。
ところで「NPO法人バンク・オブ・アーツ」が岡山県より指定管理を承っている「ルネスホール」では、昨年度金庫棟の改修が完了して、新たな展開を開始している。この「ルネスホール」がみなさんの中に定着して、とてもたくさんの方々が利用していただけていることを嬉しく思う。
そうした中で、一般社団法人日本建築学会からルネスホールに関する団体(旧日銀を生かす会、NPO法人バンク・オブ・アーツ、建築家・佐藤正平、岡山県)、は、「旧日本銀行岡山支店の再生・活用に至る一連の活動」が高く評価され、「2012年日本建築学会賞」(当該団体が設けている国内で最も権威のある建築の賞だそうだ)を受賞している。
その18日の総会後の懇親会では、旧日銀を生かす会の荒木会長の80才の記念コンサートを楽しませていただいた。80才を迎えてなお楽しそうに歌われる荒木さんに、大いに元気をいただいた。
さて、今回の「NPO法人バンクオブアーツ」の総会では、監事のお役をいただいた。もう1期2年、「空間創造委員会」の一員としても楽しみながら頑張りたいと思っている。
子どもの豊かな育ちに一生懸命の「市子どもセンター」、ステキな舞台を是非観て!
昨日は今月19日の総会を前にして、その提出議案を議論するための「岡山市子どもセンター」の理事会が開催された。私は監事のお役をいただいており、その監査結果を報告することもあり、出席させてもらった。
昨日の理事会に提出された資料からも、昨年一年間の豊かな活動を知ることができた。理事さんのお一人は、この「子どもセンター」が「子どもの育ちを大切にするNPOであることに、今年一年間の活動を通して確信が持てた」と語られていた。
まず何よりは「舞台芸術鑑賞事業」として、低学年と高学年の例会を各々年5回開催し、ステキな舞台の鑑賞・感動の機会を提供している。そして専門のプレイリーダーを東京から迎えて週5回の「プレーパーク」を年間を通して開催し続けている。また体験活動事業として、毎年開催し続けている「キッズフェスティバル」(3月開催、今年は4月1日に開催し8500人)。
そしてまた、市内の全ての公民館と提携して開催する「夏休みフリー塾」等々、子どもの豊かな育ちを保障することに関わって、全てのシーンで「岡山市子どもセンター」は大活躍している。そうした活動に、私は監事の立場ではあるが関わることができていることを光栄に思う。
ただ、こうした活動を支える財政基盤でいうと、とても脆弱と言わざるを得ない。子どもの育ちというとても公共性のある事業を展開しているだけに、行政や様々な団体からの助成金を得てはいるものの、「子どもセンター」の財政を支える「舞台芸術鑑賞事業」(=子ども劇場)の会員が決して多くはないからだ。
少子化や生活苦が背景にあり、子どもとともに素晴らしい舞台芸術を鑑賞ということが困難となっているからだ。是非とも、みなさんもお子さんやお孫さんとともに会員となってステキな舞台を観て欲しいと願う。そしてそれは「センター」の子どもの大切にする活動を展開することができる保障となるのだから。よろしくお願いする。
ともあれ、5月19日の総会では各地域の子ども劇場の代表の方々とともに、「センター」と子どもへの思いを深めあい、心を一つにしてさらなる前進を開始することができると確信する。どうか、「岡山市子どもセンター」へのご支援を心からお願いする。今年間3000円の支援会員や、「プレーパーク」のサポーターも募集中だ。くれぐれもよろしくお願いする。
さらなる募金の協力のお願いを!、坪田譲治『心の詩碑』建設実行委を開催
昨日は「第三回 坪田譲治『心の詩碑』建設実行委員会」が開催され、私も参加させていただいた。
日本を代表する児童文学者・作家であり、岡山市の名誉市民でもある坪田譲治の関係者が長く望んでいた、穣治の生家跡への詩碑建設事業がいよいよ最終段階を迎えている。
坪田譲治の生家が取り壊された後、その生家跡への詩碑建設は、地物関係者や坪田譲治を顕彰する活動を継続している「善太と三平の会」会員を始めとして、多くの方々の悲願とも言うべきものであった。
それが昨年、生家跡の土地を所有している企業の詩碑建設についてのご理解もいただき、「『心の詩碑』建設実行委員会」(会長;「善太と三平の会」加藤章三会長)を地元町内会や母校である石井小学校関係者なども参加して立ち上げ、「心の詩碑」建設に関しての様々な協議を行っている。
詩碑製作は金谷哲郎氏にお願いし、300万円を目標に募金の取り組みを開始している。そうした中で、昨日の第三回建設実行委員会では、その詩碑の回りを敷石で囲んだ小庭園風にすることで、募金の目標額についても少しだけ引き上げるとともにも、募金の期日である5月末までもう一回り大きく募金をお願いすることも決定した。
そして同時に、今日の建設実行委員会では坪田譲治の命日である7月7日に、「『心の詩碑』除幕式」を執り行うことも決定した。いよいよ悲願に向けたラストスパートだ。
この機会に是非とも坪田譲治の作品を読んで欲しいと願う。そして、「心の詩碑」建設のための募金にご協力いただければ嬉しい。よろしくお願いする。
坪田譲治の生家跡に「心の詩碑」建設へ実行委発足、是非とも募金にご協力を!
今日、坪田譲治の母校である石井小学校で、「坪田譲治『心の詩碑』建設実行委員会結成会」が開催され、穣治の生家跡へ「心の詩碑」建設が動き出した。一口1000円(何口でも可)の募金活動だ。募金活動へみなさんの積極的なご参加と、募金を心からお願いする。
坪田譲治の生家は、保存の強い願いにも関わられず1987(昭和62)年に取り壊され、現在は生家跡を標す碑があるのみとなっている。
その生家跡に、いつも故郷・島田村を思っていた穣治の「心遠きところ花静なる田園あり」という「碑」を建立したいとの、加藤章三「善太と三平の会」会長や「坪田譲治を顕彰する会」のみなさんの熱い思いで、今日その「心の詩碑」建設運動が動き出した。募金は、みなさんの坪田譲治への思いを浄財に託した募金によって賄う方針となっている。
さて、今日は坪田譲治の地元である「坪田譲治を顕彰する会」や「善太と三平の会」、そして石井、三門、大野の各町内会を始めとする各団体が集まった。そして今日から募金活動を推進し、来年の坪田譲治の没後30年目の命日である7月7日に、除幕式を行う予定としての募金活動の開始だ。期間はわずか7ヶ月間程度での取り組みだ。
私はこの募金活動を成功を願いながら、この募金活動を通じて坪田譲治がとりわけて岡山市民のみなさんの心の中に拡がっていく、たくさんの坪田譲治作品が読まれることを願いながら、募金活動に参加していきたいと考えている。重ねて、みなさんの募金を心からお願いする。
ところで、今日の会場であり、坪田譲治の母校である石井小学校の校内や校庭には、たくさんの坪田譲治の関連の碑や品々が建設・展示されている。また、学校内には「坪田譲治の部屋」が常設され、石井小の子どもたちはいつでも坪田譲治と出会えるようになっている。
今回の坪田譲治の生家跡への「心の詩碑」建立と合わせて、「坪田譲治文学賞」の創設当時に議論された「岡山市を童話のまちに」が、より具体的に推進されることも願うものだ。
児童文学者・坪田譲治の生家跡へ「心の詩碑」建設へ、実行委員会が動き出す
坪田譲治は日本を代表する児童文学者・作家であり、岡山市の名誉市民である。その坪田譲治の生家の保存を望む声は生かされず、1987年に取り壊されている。今は「生家跡」の碑が残っているのみである。
坪田譲治を顕彰するために、坪田譲治の地元岡山では「坪田譲治を顕彰する会」や「善太と三平の会」などが、岡山で豊かに展開されている。そうした方々、とりわけ「善太と三平の会」の加藤章三会長などは、生家跡へ坪田譲治の「心の遠きところ花静かなる田園あり」の詩碑を建立したい、という強く熱い思いを強い思いをもっておられる。
「坪田譲治『心の詩碑』建設実行委員会準備会」が昨日開催され、そんな加藤会長を始めとする方々の思いが、行政・岡山市や地元町内会、さらには地元議員さんなどのご尽力もあり、生家跡の地権者のご理解もいただき、今実現へ向けて動き出そうとしている。
昨日の「実行委準備会」では、来年の坪田譲治の命日である7月7日に、「心の詩碑」の除幕式の開催を目指して、募金活動を展開することとなった。そして、そのために「坪田譲治『心の詩碑』建設実行委員会・結成会」を、坪田譲治が卒業した石井小学校の図書館を会場に、11月20日(日)に開催することを決定した。
ところで、昨日の「実行委準備会」も石井小学校で開催されたが、その校庭や校内には坪田譲治関連のものがたくさんある。1961卒業記念のモニメントや創立100周年記念碑も建立されている。
今回の募金活動を通じて、坪田譲治の作品がもっともっと読まれることも期待している。ともあれ、みなさんの長年の夢に向かって動き出した。募金活動が動き出したあかつきには、是非ともよろしくお願いする。