-【緊急】-
...は、National Football League,NFL・オークランド・レイダースのパンターである。 |
+++++ +++++
パンター(Punter, P)は...
パント(ボールを相手陣の奥深くに蹴り込む)をする選手。
局面に応じて蹴り込む距離を自在に調整できる能力が求められるため、プロレベルでは、キッカーとパンターは兼務しない。
スペシャルチームの重要ポジションだが、花形ではない。でも、チームで一人の専門職である。
Ray Guy(レイ・ガイ)選手は一時代を画した名選手。このほど2014年組(Class of 2014)として、プロフットボール殿堂入りが決定した。昨年まで、280名の選手、コーチ、関係者が殿堂入りしているが、パンター専任は誰一人いない。ガイ選手が第1号である。
+++++ +++++
1970年代から80年代にかけて、オークランド・レイダースは非常に個性的で強力なチームだった。個性豊かな選手の集団。僕はそんなチームが大好きだった。その重要なピースの一人、それがレイ・ガイ選手。なかなか殿堂入りできなくて心配していたが、ついにという感じである。
センターからのロングスナップを受け、長い脚で素早くボールをパントする姿は、本当に美しかった。比較するのは難しいが、フィギュアスケートのビールマンスピンのような華麗さ、そして精密機械のような正確さを兼ね備えたプレーぶり。間違いなく名選手だと思う。
+++++ +++++
NFLウェブサイトで、何十年ぶりかに彼の姿を見た。年をとっていたが、やっぱりレイ・ガイはレイ・ガイのままだった。
なお、彼は1973年のNFLドラフト第1巡指名選手である。当時28チームのNFL、全体で23番目に指名を受けている。彼以前に第1巡指名を受けたパンターはいない。彼以降も、たしかいないはずだ。
そうだ、書くのを忘れていた。殿堂入りおめでとう、ガイ選手!!!