上野・東京間

　開業時期決定!!!

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　【9日読売、産経、ＴＶニュース】
　JR東日本は9日、上野駅～東京駅間に建設中の「東北縦貫線」の愛称を「上野東京ライン」とし、開業は2015年春と発表した。
　当初は2013年度中の開業を目指していたが、東日本大震災で被災した東北地方の路線の復旧を優先したため、遅れた。

　これにより、上野止まりの常磐・宇都宮・高崎各線列車東京乗り入れと、東京止まりの東海道線上野乗り入れが可能になる。上野～御徒町・秋葉原・神田～東京の赤字部分（京浜東北線・山手線）に、新駅（新ホーム）ができるわけではない。上野～東京が直通になる。区間所要時間（京浜東北各停で7分）が、たぶんだけど2分ほど短縮になる。

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　報道では、おおよそここまでである。でもホントに大事なのは、上野止まりの列車が、「東海道線」に、「どこまで」、「1日に何本乗り入れる」かなのだ。埼玉県からの乗客、たとえば大宮駅利用者が、羽田空港に行く場合の利便性がどうなるかである。
　東海道線は、東京～新橋～品川と続く。京浜東北線（・山手線）で東京・有楽町・新橋の次駅は浜松町である。浜松町はJR東日本系列・東京モノレール線乗りかえ駅である。でも、ここには東海道線のホームはない。やっぱり東京で乗りかえるか、新橋で乗りかえるかである。あまり便利にはならない。比べてみよう。

　現在：
　大宮（宇都宮線・高崎線）－上野（京浜東北線に乗りかえ）－浜松町（東京モノレール線に乗りかえ）－羽田空港第一、第二ターミナル
　’15年春以降：
　大宮（　〃　）－新橋（京浜東北線に乗りかえ）－浜松町（　〃　）－羽田空港第一、第二ターミナルビル

　これじゃほとんど同じだ。時間を気にせず、大宮から京浜東北線で浜松町まで行き、そこで乗りかえるのならば乗りかえ1回。

　品川まで乗り入れならば、リニア中央新幹線開通後は、大宮から名古屋まで品川で1回乗りかえになる。（定年退職後、）このルートで名古屋に行き、ひつまぶしを食べて日帰り旅行をする。僕にはそんなくだらない旅の計画もある。

　乗り入れ、どうなるんだろ。