夢の中 恋しき人が 出てきても
素直になれず 想い伝えず
高校時代、現代文の授業で短歌を作れと言われてそんな歌を作った私。
中学の時、大好きな人が居た。
何故好きになったのかもう忘れてしまったけど。
付き合うどころか告白すらできなかったけれど。
大好きだった。
塾も一緒で、中学の卒業式より後にあった塾での卒業式(?)を最後にずっと会っていない。
写真があるので顔はともかく、声はほとんど覚えていない。
それでも彼は時々夢の中に出て来て、私と共に時を過ごした。
でも、夢の中だと言うのに私は一向に素直になれず、狼をかぶって(「猫をかぶる」の反対言葉:天臣の造語)強がった態度ばかり取っていた。
そんな彼が最近またよく出て来るようになった。
私は今の彼を知らないから、彼の姿は中学時代のまま。
何を話したかは覚えてなくても彼が出て来たということは、目が覚めても覚えている。
そして、また何も言えなかったことも。
それでも、今朝はようやく言えた。
自分の素直な気持ちを。
彼は私と同い年だから、もういい大人になっているだろう。
結婚して、子供だって居るかもしれない。
それでも、あの時の気持ちは幻じゃない。
素直になれず 想い伝えず
高校時代、現代文の授業で短歌を作れと言われてそんな歌を作った私。
中学の時、大好きな人が居た。
何故好きになったのかもう忘れてしまったけど。
付き合うどころか告白すらできなかったけれど。
大好きだった。
塾も一緒で、中学の卒業式より後にあった塾での卒業式(?)を最後にずっと会っていない。
写真があるので顔はともかく、声はほとんど覚えていない。
それでも彼は時々夢の中に出て来て、私と共に時を過ごした。
でも、夢の中だと言うのに私は一向に素直になれず、狼をかぶって(「猫をかぶる」の反対言葉:天臣の造語)強がった態度ばかり取っていた。
そんな彼が最近またよく出て来るようになった。
私は今の彼を知らないから、彼の姿は中学時代のまま。
何を話したかは覚えてなくても彼が出て来たということは、目が覚めても覚えている。
そして、また何も言えなかったことも。
それでも、今朝はようやく言えた。
自分の素直な気持ちを。
彼は私と同い年だから、もういい大人になっているだろう。
結婚して、子供だって居るかもしれない。
それでも、あの時の気持ちは幻じゃない。