横浜が開港都市に指定されたのは安政の五カ国条約による。
江戸時代末期、当時、日本では英語を話す人が極端に少なく、外国人居留者が必要としたのは、中国人の召使だった。
そして、多くの中国人が華僑として横浜を訪れ、日本の近代化尽力を加えた。
その華僑が、生活の場として自国文化を定着させたのが中華街だ。
現在、深夜に女性が独り歩きしても安全な町の治安は、そこに住む台湾系中国人たちの努力によるものだ。
中国政府が新潟市中心部の土地約5,000坪を購入し、総領事館を設置したうえに中華街を作りたいと表明している。この中国政府の構想は、新潟市長らの支持を得て実現しつつある。
地元商店街は経済の活性化につながると期待しているようだが、経済の表面だけを見ていてよいのだろうか。新潟市は大きな間違いを犯そうとしているように思えてならない。
中国の世界各地への進出は、だいたいが中華街の建設から始まる。
あの住民虐殺で悪名高いアフリカのスーダンでは、中国は武器と経済援助の見返りに石油資源と土地を手に入れ中華街を作ったが、その町はいま20万人規模に膨張している。
わが国の中国人登録者は68万人。中国政府は、有事の際に中国政府の指示に従うことを定めた国防動員法を昨年の7月1日に施行した。
東シナ海を自国の海だと主張する中国は、日本海に直接、出入り出来るいま、新潟が日本における中国の重要拠点と位置づけられるのは当然だろう。
いつか、乱舞した五星紅旗の群れが新潟市内を席捲する日が来ようとしている。
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