tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

中華街という町

2011-02-15 22:18:01 | 港町 YOKOHAMA

 
 
 
 

横浜が開港都市に指定されたのは安政の五カ国条約による。
江戸時代末期、当時、日本では英語を話す人が極端に少なく、外国人居留者が必要としたのは、中国人の召使だった。
そして、多くの中国人が華僑として横浜を訪れ、日本の近代化尽力を加えた。
その華僑が、生活の場として自国文化を定着させたのが中華街だ。
現在、深夜に女性が独り歩きしても安全な町の治安は、そこに住む台湾系中国人たちの努力によるものだ。

中国政府が新潟市中心部の土地約5,000坪を購入し、総領事館を設置したうえに中華街を作りたいと表明している。この中国政府の構想は、新潟市長らの支持を得て実現しつつある。
地元商店街は経済の活性化につながると期待しているようだが、経済の表面だけを見ていてよいのだろうか。新潟市は大きな間違いを犯そうとしているように思えてならない。

中国の世界各地への進出は、だいたいが中華街の建設から始まる。
あの住民虐殺で悪名高いアフリカのスーダンでは、中国は武器と経済援助の見返りに石油資源と土地を手に入れ中華街を作ったが、その町はいま20万人規模に膨張している。

わが国の中国人登録者は68万人。中国政府は、有事の際に中国政府の指示に従うことを定めた国防動員法を昨年の7月1日に施行した。
東シナ海を自国の海だと主張する中国は、日本海に直接、出入り出来るいま、新潟が日本における中国の重要拠点と位置づけられるのは当然だろう。
いつか、乱舞した五星紅旗の群れが新潟市内を席捲する日が来ようとしている。


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悟空茶荘

2011-02-14 23:55:11 | 港町 YOKOHAMA


 
 
 
 

関帝廟のそばにある「悟空茶荘」。中華街に行くと、必ずといっていいほど立ち寄る。
いつものように、本格中国茶で、人ごみの散歩疲れを癒す。
異国のムードたっぷりのお店。機会があれば店内で撮った写真も紹介しようと思うのだが、どうも食べ物の写真は苦手で・・・。


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ミシュランガイド

2011-02-10 23:00:06 | 港町 YOKOHAMA

 
 
 
 

昨年末に発表された「ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011」。初めて神奈川県域を対象にした今回の選考では横浜中華街からは1軒も選ばれなかった。

横浜中華街には約240軒の中華料理店があり、年間約2300万人が訪れる。平日でも多くの観光客が異国の食文化を味わう、横浜開港以来150年超の歴史の観光地の一つだ。中華街には、明治25年開業の老舗「萬珍樓」や、日本で現存する中国料理店のいちばんの老舗「聘珍樓」があるが、多くは団体観光客などを相手にする大型店だ。
一方、ミシュランは小さな名店の発掘することに重きを置いているのかもしれない。東京や香港、ロンドンにある中華料理でミシュランの星が付いている店はいずれも小規模。
日本のデフレ気味の外食産業を反映してか、ドリンク無料券が付いた食べ放題のレストランなど、行列ができる人気の店が多いものの、ミシュランガイドから漏れたのは、今の中華街の売りが価格競争の果ての「安さ」になっているからなのだろうか。
元気な声で試食を勧める甘栗売りの売り子さんたちや、『食べ放題』の新規店。これからも、新しい中華街のイメージを作っていくのだろう。しかし、そんな中で頑なに昔のスタイルを守っている老舗も数多くある。そんな老舗の厨房で頑張っている厨師たちの笑顔にふれるたびに、こうした店を応援したくなってくる。


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祝舞遊行 横浜中華街

2011-02-09 23:15:22 | 港町 YOKOHAMA

 
 
 
 

今年も街中に赤い提灯(ちょうちん)がともった。
中国の旧正月「春節」を祝う恒例のイベント。先の週末には皇帝衣装や民族衣装、獅子舞、龍舞が練り歩く祝舞パレードだった。

 爆竹やドラが鳴り響く中、大小の獅子やドラゴンが登場。山下町公園を出発し、2時間かけて街中を練り歩く。 今年は初の試みとして、一般公募した皇帝衣装隊がパレードするらしい。
今年のテーマは「礼節待人の春節」。「礼節待人」とは、礼節をもって客人を迎えもてなすこと。
今年から、発光ダイオードを使ったランタン型の鮮やかな色彩の灯籠で迎えてくれた。
地球にもやさしいイベントに変わったようだ。


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A HAZY SHADE OF WINTER (ぼんやりとした冬の影)

2011-02-08 23:00:28 | プチ放浪 都会編

 
 
 
ぼくがどうなったか見てくれるかい?長い年月さ。
自分の可能性をいろいろ探ったが、
どれも楽しいものじゃなかった。

周りを見回せば、木は枯葉。
空はぼんやりとした冬の影だ。

川岸にくだって救世軍バンドを聞きなよ
世の中、考えたとおりにうまく行きはしないさ
手に物乞いのカップを持ってさ

なあ、夢にすがりつきなよ
言うにはたやすいことだけど
望がついえたなら
もう一度、希望をふくらませるふりをするだけでいいのさ
見ろよ
草は茂り
大地は潤っている
ぼくの人生の春さ

季節は景色とともに変わる
時をタペストリーに編み込みながら
たちどまって僕を思い出してくれるかい
いつだっていいさ
おかしいけど、記憶が飛んじゃうんだ
まだ出版していない詩の
原稿に目を通している
ウォッカ・アンド・ライムをやりながらね
周りを見回せば、再び木は枯葉。
空はぼんやりとした冬の影だ。


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