tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

ヴァルプルギスの夜

2021-10-01 19:03:05 | 日記

魔女と悪魔が年に1度の宴を催すという「ヴァルプルギスの夜」。
ゲーテが『ファウスト』で描いたヴァルプルギスの夜は「死者を囲い込む」もので、死者と生者との境があいまいになるといわれる。
かがり火は、生者の間を歩き回る死者と無秩序な魂を追い払うためにたかれる。

その夜、悪魔と契約した魔女たちは、空を飛んでドイツ中北部に位置するハーツ山地のブロッケン山にやってくる。そして悪魔に業務報告を行う。その後、悪魔を囲んでの乱痴気騒ぎが繰り広げられる。このため山は思いもかけぬ宝(ブロッケン現象)と出会ったり、身の毛もよだつ恐怖(ブロッケン現象)にさらされる場所となる。魔女は悪魔と山で会って契約するのだという。

「悪魔と契約」とか「子供を生贄」とか、さらには「自分の欲望のため」に魔術を使うことはない。
と主張する私の友人の魔女も、コロナ禍が静まったらブロッケン山に行くと言っている。
・・・やぱ、悪魔と契約してんじゃん。うそつき。