tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

16番目の月

2021-10-21 22:05:02 | 日記

昨夜は見事な月夜。煌々と照らす・・・だと思ったら、月が光る様子には、「皓々(こうこう)」「皎皎(こうこう)」という言葉を用いるらしい。
ネットで調べると「白く光り輝くさま。清らかなさま」とある。
用例としては、「障子に映る皓々たる月影に」〈木下尚江・良人の自白)とか、
「余る所は皓々冽々たる空霊の気だけになる」〈漱石・吾輩は猫である〉。

漱石の例では、
「皓皓」は清らかな様子。または、分かりやすくはっきりしている様子のこと。「冽冽」は清らかで、少しの濁りもなく澄んでいること。または、寒気が厳しい様子をいう。つまり、秋の空は澄んでいる・・・っつうことかな。。。
( ^ω^)・・・

ところで、満月の明るさは、0.2ルクス。一方、晴天の日の昼間の太陽が10万ルクス。なので、満月は太陽のおよそ50万分の1の明るさしかない。

さて、「月の光」と言えば「14番目の月」・・・じゃなくて、クロード・ドビュッシーの「 月の光 (Clair de Lune)」かな。。。
天の邪鬼なぼくはフォーレ「月の光」。美しいメヌエットだ。