高山病ぎみで、ちょっと歩くと息切れ。胃の辺りがムカムカし、食欲がない。
マイアミから着いた標高3400~3600mのボリビア ラ・パスの夕食は、外食する気も起きずに、アメリカン航空のキャビンでもらったパンパンに膨らんだパッケージの堅あげポテトうすしお味(カルビー)のポテトチップスだった。ウユニ塩原の標高はさらに高く約3,700m。地元ガイドに連れられて薬局で買った頭痛薬を服用し、高山病の予防に効くというコカ茶をがぶ飲みしても調子は今一つ。
こんな時にも食べられたのがジャガイモ料理。
Sajta(サフタ)は、アヒアマリージョという辛くない黄色い唐辛子や玉ねぎと油のソースに鶏を入れて煮た料理。
付けあわせがジャガイモ。食欲のないこの時はチキンを抜いてもらっての食事。
ジャガイモは南米が原産で、ボリビアでも日常的にジャガイモがよく食べられている。
ボリビアではおよそ3000種類のじゃがいもを生育。アンデス地域に住む先住アイマラ族の言葉にはじゃがいもに関する200以上の単語があるとか。
ジャガイモは色々な料理に使われるが、肉や野菜などと一緒に煮込んでいるのが一般的。
また、標高4000メートルという高地で、気候を生かして乾燥ジャガイモなどの保存食が作られている。
農村部ではジャガイモを天日干しにして水分を取り除き、夜には凍らせて長期間、保存。この干したジャガイモをチューニョス(chunos)という。
氷結後に足で踏んで脱水したのがチューニョ。チューニョネグロは黒い氷結脱水じゃがいも。チューニョブランコ(トゥンタやモラヤとも)は白い氷結脱水ジャガイモ。
また、夜の間川にさらし、明け方になったら山積みにして、直射日光が当たらないようにワラを乗せて乾燥し一ヶ月ぐらいくりかえしたのがモラヤ。
カットしたジャガイモを天日で乾燥させたカチカチのものはパパセカ。スープに入れて食べる。。
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