ラ・パス空港を降り立った瞬間にアンデス山脈の一部が見えた。
雲が手を伸ばせば届きそうなところを流れていて、まさに「雲上の万華鏡都市ラパス」という印象。
山頂部にある国際空港は標高4,000mを超えるところに位置しており、世界で最も高地にある空港だ。
ラ・パスはこんな高いところに位置するため、気温も他の南米主要都市と比べて格段に低い。夏季にあたる11月から1月頃は、日中日差しが強く汗ばむが早朝と日が落ちてからはかなり冷え込む。
ダイバーの性として、常に旅行の時は、荷物とその重量の戦いだ。
最近は軽量のダイビング機材が開発されているようだが、撮影カメラ一式を合わせるとどうしても20kg近くに。
かつてはダイビング器材だと申告すれば、少しの重さの超過だと眼をつぶってくれることも多かったが、昨今はかなりシビアのよう。
したがって、ダイバーは荷物を極力少なくが性。
今回の旅行で試した使い捨てペーパートランクス。一週間にわたる旅程のため、できるだけ荷物を減らそうと紙のパンツの併用を考えた。
というのも、いつだったか、やはり外国旅行に100均の紙のパンツを緊急的に使用して、旅行中の洗濯の手間を省いた記憶があったから。
成田からはいてた紙のパンツ。前は試着した程度だったので本気ではいたのは初めて。
これは失敗だった。もう、ムレムレの汗まみれ。通気性が悪く気持ち悪い。痒くなる。
登山で木綿の下着は冷えるのでNGとよく言われるけど、やぱ、木綿の下着は着ても良し。
高地トレッキング用に、常にトレッキングシューズをはく旅。足が蒸れて異様なにおいを発散させるのもいやなので、飛行機の中ではスリッパを着用。
これは正解だった。スリッパはもともと、日本家屋において西洋人が土足で上がらないように開発されたものらしい。
外来語ではあるが、どうやら日本人が考案したもよう。海外でスリッパというとまた別のものを指すようだ。
ホテルの部屋でもギョサン(サンダル)を着用。快適。。
前に富士山に登ったときは、山頂付近でかなりの頭痛と息切れに苦しんだ。高地の酸素濃度の薄い環境には、体質的に合わないのかもしれない。
天空のボリビアでもひどい頭痛と吐き気に悩まされた。ラ・パスから広大な塩の平原があるウユニに移動した際、地元ガイドに連れられて薬局へ。
そこで、地元ガイド推薦の頭痛薬(ジェネリックの薬)を購入して飲んだら、かなり楽になった。がぶ飲みしてたコカ茶も効いたのかもしれない。
高山病は山酔い、 高地脳浮腫、それに 高地肺水腫という大きく3種類の症候群に分けられる。
山酔いは一番よく見られる症状で、1200~1800mの高度でも発症し、2700m以上の高さに急にのぼったときによくおきる。
二日酔に似ていて、頭痛や倦怠感があり食欲がなく、吐き気があり時には嘔吐。
ほとんどの旅行者にとって高山病予防の一番良い方法は、ゆっくりとした計画を組むこと。もしこれができなければ予防薬(ダイアモックス)を服用のこと。
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