ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

和菓子73 月と兎

2013-10-13 16:40:45 | 和菓子

(CHIKARA MOCHI製、Gardena in California)

これは、「月とうさぎ」だろう。

月にはうさぎがいるという「月の兎」伝説。
月の影の模様がうさぎに見えることですよね。
小さい時、そう教わったような。。

以来、月には兎。これが、狐、狸、犬、猫じゃダメなんだろうね。(冗談です)

2013年、9月19日は旧暦8月15日、中秋の名月、十五夜でした。
そして、来週10月17日(旧暦9月13日)は、十三夜です。
両方見ないと、片見月と言って、縁起が悪いそうです。
(「みをつくし料理帖」シリーズで、澪ちゃんが、そんな風に言うシーンがあったもんねえ)

ぜひ、夜空を見上げましょう。
良い天気になりますように。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和菓子72 赤紫蘇

2013-10-12 17:40:53 | 和菓子

(CHIKARA MOCHI製、Gardena in California)

2個目は、これを食べた。
餡入りの求肥を、赤紫蘇の葉で包んだ和菓子である。
赤紫蘇が持つほんの少しのしょっぱさとその独特の風味が、見事に、餡子とマッチしている。
ううう、、(唸っている)
美味しいです。

紫蘇(青紫蘇、赤紫蘇)て、素晴らしい食材です!
茶道を始めてから、再認識しております。目覚めました。
和菓子の材料だけでなく、その魅力は、懐石料理で発揮されます。
向付に、花穂紫蘇、あるいは、芽紫蘇が添えてあると、料理が魅き立ちます。
勿論、紫蘇の高い香りが、独特の風味を生み出します。
イイトコだらけなのです。

ということで、今年から、農園(仕事場)の空き地に、紫蘇を育てております。
主に、赤紫蘇です。
自家製梅干しを作るのに、赤紫蘇が必要ですし。。

(7月18日撮影)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和菓子71 菊

2013-10-11 20:42:30 | 和菓子

(CHIKARA MOCHI製、Gardena in California)
(白餡を求肥で包んだ和菓子)

私は、昨日、16個の和菓子の中から、迷うことなく、上の写真のものを選び、パクリと食べた。

これは、「菊」ではないだろうか。
右側の薄いグリーンは菊の葉っぱだ。

ところで、昨日(10日)の夕方から夜にかけて、寒かった。
9月下旬から先週末まで、インディアンサマー(戻り夏)を思わせる陽気の良さ(というより暑かった)だったが、いよいよ季節が変わった(と思った)。

菊は、地味な花だが、冷気漂う秋、早朝の露を含んだその姿は、孤愁を感じる。

又、9月彼岸の時期が過ぎ、昼より夜の時間が長くなると、つまり、菊は、日照時間が短くなると、開花する性質の花である。
まさに、秋の花なのである。

菊科は、植物分類上、豆科、茄子科と共に一大勢力を持つ。(家族が多いということ、平たく言えば、種類が多い)
が、野生に咲く菊で、紫色というのは、9月下旬から10月が盛りなのである。
野紺菊、野路菊、都忘れ、、
どちらかというと、紫というよりピンクに近い「孔雀草」も、同時期、とても見頃。

嗚呼、秋だなあ、、

花を見て秋
和菓子を食べて秋

(しかし、こう温度差が激しいと、風邪を引かぬようせねば、、)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和菓子70 CHIKARA MOCHI 秋の和菓子

2013-10-10 18:25:59 | 和菓子


南カリフォルニア、ガーデナの和菓子屋 CHIKARA MOCHIの秋の和菓子を頂いた。
前回は、初夏6月だった。
(参考: 6月9日付け記事・写真)

16個入っていたので、8個を別にして、冷凍庫へ。
お茶の社中へ持って行って、皆で頂こう。
そして、6個は、別の箱へ入れて、我が家のオヤジへ差し上げよう。
仕事場で、ブレークタイムに、きっと食べるだろう。

16ー8ー6=2

2個は、さっそく私がたべちゃった。。

ごっつぁんでした。

嗚呼、、美味でごじゃった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歩数計

2013-10-09 21:13:11 | ウォーキング

(8月31日、Seacliff State Beach)

10月9日朝、久しぶりに、冷んやりと曇った天気であった。
私は、歩く時、寒いくらいの天気が好きだ。
迷わず、仕事の前に、Seacliffへ。
ところが、カメラを忘れてしまった。
その代わり、、というわけでもないが、タニタの歩数計はちゃんとバックに入れているもんねえ。。


私の場合、1時間半しっかり歩くと、10000歩をゲットするようだ。
、、にしても、当然なのだが、長崎て、階段や坂が多い所ですわ、、
(アメリカが平坦過ぎるという言い方もできるが)
(だから、同じ歩数でも、運動量は多いはず)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和菓子69

2013-10-08 18:08:07 | 和菓子


すなじきんとき
栗尾商店(徳島県美馬郡)

芋である。
徳島県名産物の一つ。鳴門金時という種類の「さつまいも」があることを全然知りませんでした。
しかも、砂地で育成したお芋であります。
わたくし、大の芋好き。
もう食べる前から、これは美味しいに違いないと、期待感パンパンでございました。
果たして、その期待を裏切ることなく美味でごじゃった。

*霊峰剣山の恵みをうけた水でアク抜きし、一つ一つ手切りにして釜で蒸した後、秘伝の蜜床で蜜漬けにしてからじっくり乾燥させ、直火で両面をあぶっております。(解説より)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

臭木(クサギ)

2013-10-07 16:26:31 | 

(2013年9月16日、長崎市鳴滝町七面山)

2年越しで名前がわかった。
クサギ(臭木)でした。
七面山頂上まで行くには、結構な階段の数があります。
この花は、その長い階段の始まりの方、そして、人の手の届かない場所にあり、ずばり野生の匂いプンプンなのでした。
だから、花の名前の由来が、木や葉の薬品臭さと言われても、幸か不幸か、その臭さを、私は知らないのでした。


*熊葛(クマツヅラ)科の落葉小高木
*葉が大きく広卵形
*実は、綺麗な群青色
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小判草

2013-10-06 17:12:27 | 

(8月26日、Point Lobos in Carmel)

小判草ではないか、と思っているが、、どうだろう。
若い実は春頃なので、時期的に、これは、しっかり枯れた状態である。
が、、この風情が、銀色が、、いかにも「小判」に見える。

*英名はBig quaking grass
*稲科
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坑夫のレタス(Miner's Lettuce)

2013-10-05 18:00:08 | 

(4月17日、Point Lobos in Carmel)

約6ヶ月程前、Point Lobosのトレイルを歩いている時に見つけた変わった植物。

カリフォルニアに自生する「Miner's Lettuce」でした。
そのまま訳せば、「坑夫のレタス」。
実際のところ、ゴールドラッシュの頃、金鉱夫がビタミン不足を補うために、サラダなどで野菜のように食べた野草だそうだ。

皿のようになった葉の真ん中に、ブーケのような白い小さな花が咲く。

*スベリヒユ科
*湿り気のある土壌を好むハコベの仲間
*ビタミンやミネラルを豊富に含み全草が食用になる
*和名はツキヌキヌマハコベ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再び、ツリートマト

2013-10-04 21:01:34 | 

(9月28日、The Gardens at Lake Merritt)

8月5日付け記事・写真のツリートマト。
あの時は、青々とした実だったのが、今は、綺麗に色づき、いかにも美味しそう。
もいでその場で食べれば、、
と思っても、これは、City of Oaklandのものなので、ダメ。

収穫の秋である。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和菓子68(ささらがた)、続き

2013-10-03 20:54:00 | 和菓子
「ささらがた」とは?
細形、あるいは細ら形とも書く。
細かい、小さいということだろう。
文豪 谷崎潤一郎の代表作の一つに、「細雪」という小説がある。
(「細かい雪」「まばらに降る雪」のこと)

「ささらがた」を、1日1本ずつ食べてみた。

(左: 抹茶、右: 羊羹 紅つぶ)


(左: 大納言、右: 白小豆)

多分、、
食べる前の期待が、あまりに大き過ぎ、実際の味とのギャップで?????
状態でした。私の場合。
つまり、普通の「羊羹」、ごく普通の「餡村雨」でした。

(「餡村雨とは、米粉と漉し餡を混ぜ、蒸して仕上げたもの)

見た目は素晴らしく、食感はごく普通。。
(わたくし的には、残念至極)

(羊羹 黒糖)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和菓子68

2013-10-02 07:49:58 | 和菓子



ささらがた
両口屋是清(名古屋市)

渋い紫系の箱の色・形。平仮名の書体。
そして、小さな5つの小箱。
もう何とも粋でござる。
こだわっているなあ、と思う。
箱の中に一緒に入っていた小さな説明書きまで好感を持ってしまった。。


ところがである、、
肝心の味が。。

(続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蛍草

2013-10-01 15:14:02 | 本・雑誌


蛍草(ほたるぐさ)
葉村 麟 (双葉社)

長崎市内紀伊国屋書店で、やっと見つけた単行本。(他の書店は全滅)
読みたくて読みたくて、だから、アメリカへ戻らねばならない、その前日に手に入れ、一気に、飛行機の中で読んだ本。

ハムリン先生(葉村麟)の「銀漢の賦」や「蜩ノ記」の骨太さはないけれど、読後感は爽やかである。
主人公が女性であり、、
又、蛍草という儚い花がテーマであるからか、、

単行本の帯が傑作である。

「爽快&軽快」時代エンターテイメント!

そうねぇ、一部内容を言い当てていると思う。

それでいて、和歌では、蛍草を月草と呼び、万葉集の歌が紹介されており、この小説の重要なテーマが隠されているのである。

月草の仮なる命にある人をいかに知りてか後も逢はむと言ふ

もうお気づきかもしれませんが、蛍草は、別名「露草」であります。
9月中旬、長崎で、今が盛りとばかり、野生の露草を堪能しました。
この花が好きな方、読んでみては、、


(2012年9月8日、長崎市鳴滝町七面山)

上の写真は去年のもの。
今年の分は、9月14日付「露草」でアップしております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする