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時代小説が好き。
久しぶりに、ハムリン先生(葉室麟)の「銀漢の賦」を再読。
先生は、2017年12月亡くなったが、私は、初期の作品群(2005年-2012年頃)が
特に好きだ。「銀漢の賦」以外では、「いのちなりけり」「花や散るらん」
「乾山晩愁」「恋しぐれ」がとても良い。
漢詩、和歌、俳句の引用が、文章や小説内容・展開に重みを与え、
心地良い余韻がある。奥が深く、間口が広いのだ。
50歳過ぎてからの作家デビューだが、晩年は、次から次に作品が発表されて、
何だか急ぎ過ぎた感があった。(私のみの感じ方か、、)
(晩年の作品は、あまり好きでないのだ)
(上記の5冊は、繰り返し読みたい)