四条烏丸新町通(ホテル)から寺町通、御池通の京都市役所前を北に上がり、
河原町今出川に出る一つ手前を右に曲がり鴨川の方へー。
(この辺は、学生時代よく歩いた所)
そこに、北村美術館がある。
ここで、一番印象に残った茶道具は水指。
絵志野 二重胴紐矢筈口 菫・橘文
かなり大きい。
が、豪快さより繊細さを感じるのは、志野焼の色・艶・上品さが優っているから?
或いは、可愛い菫の花だから?
目録には、「菫・橘文」と書いてあるが、どうしても「橘」は見つけられない。
展示の仕方が、全方位でないのは残念。
二重胴紐矢筈口の「矢筈口」の意味は、口の内側に蓋の受けがあり、共蓋をのせるようになっていることー。
(だと思う)
-展示目録-
シンプルで、たくさん余白を取ってあり私好みの印刷物。
こういうのを、「余白の美」と勝手に言っている。