2月18日、今日も雨。
10時と12時のテニスは、もちろんキャンセル。
かなり運動不足なので、やりたかったのだが。。
久しぶりに、家で、映画を見た。(VHS)
イタリア映画、「Nuovo Cinema Paradiso」(ニューシネマパラダイス)完全オリジナル版。
私の好きな映画ベスト3のうちの一つ。 映画を見る時は、誰にも邪魔されず、一人で見たいので、
「時」と「チャンス」を選らばねばならない、私の場合。
特に、このオリジナル版は、劇場公開版と違い、3時間近い。 長い。
外は、どしゃぶりの雨。 夜まで一人。 この映画を観賞するには、もってこいの条件。
私は、シシリア島にいた。
映画の導入部分から、そのテーマ曲とともに、私は、シシリア島の風を感じることができた。
私は、この映画を20回以上、繰り返し見ている。 それでも、何回見ても、最初のシーンから、
その世界に引き込まれるのだから、、 トルナトーレ監督の力量は凄い。
この映画を、最初に見たのは20年前。 それ以来、ふいに思い出しては、愛蔵ビデオボックスの
中から取り出すのである。
気に入ったセリフは忘れない。 アルフレッドがトトやエレナに語った言葉は、私の心臓の琴線に
触れ、魂の引き出しに入ったままだ。
人生は、お前が見た映画とは違う
人生は、もっと困難なものだ
現実は映画とは違う (アルフレッドがトトに語る言葉である)
炎はやがて灰になる
大恋愛もやがて終りになる (アルフレッドがエレナに言った言葉である)
今日は、、 トトが故郷を出て、ローマへ向かう駅での別れのシーンが、何だか、胸に刺さったな。。
自分のすることを愛せ
子供の頃、映写室を愛したように
戻ってくるな、故郷を忘れろ
やっぱり、、 イタリア映画は、、 迫力だけはドでかいハリウッド映画とは違うんです。
顔に刻まれたシワの一つ一つに、愛しさを感じさせるような、、 そんな映画ですから。。