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彦四郎の中国生活

中国滞在記

立命館大学の青モミジ—留学生の姿がとても多く見られる大学構内の光景だった

2025-05-11 15:21:19 | 滞在記

 5月1日(木)の午後、2025年度立命館大学の研修員証明カードの受け取りや、閩江大学への立命館大学大学院言語情報教育研究科院生の教育実習受け入れの件で、立命館大学(衣笠キャンパス)を訪れた。新緑の季節、大学構内の青モミジや藤(ふじ)の花が美しい。

 大学構内を保母さんたちに連れだって散歩する保育園児たちの姿が見られた。青モミジの木陰(こかげ)で読書やパソコンでの作業に時を過ごしている学生たちも‥。

 言語教育情報研究科のある建物には、次のような様々なポスターやチラシや看板がみられた。「立命館土曜講座—5月10日(土)トランプ政権の政策とグローバルサウス (笹川平和財団上席フェロー 渡辺恒雄)」(※立命館土曜講座は2週間に一度開催されている。私が1970年代に学生だった頃から、ずっと続いている土曜講座。)  「5月30日 アニメ新時代—日中アニメーションの交差点」、「6月21日 五感で楽しむ唐の世界」、「5月10日 徐式太極拳」、「6月14日 読書会『白光』(阿Q正伝・狂人日記 他十二編より」、「6月1日 KINUGASA  ART  VILLAGE  FESTIVAL」、「5月18日 トランプ以降の戦争と平和 白井聡(京都精華大学教授)」など。もし、日本にいれば、受講したいと思える講座(アニメ新時代、白井講演、渡辺講演など)もあった。

 海外の大学でのセミナー案内の看板。大学構内の芝生広場に行くと、「2025年 立命館大学は創立125周年」と書かれた大きな看板。誰か知らないが5~6人の学生たちが手を振って挨拶をしてくれた。そのうちの3人は欧米系の留学生。しばらくするとまた、4人の欧米系の留学生が広場を横切って行った。ここ衣笠キャンパスにある「国際関係学部」などは、その授業の多くは英語で行われていて、立命館大学の中でも偏差値が最も高く70を超える学部でもあり入学難易度は高く、留学生も多いようだ。

 木陰で読書をしている映画に出てきそうな、かっこいい長髪の欧米系学生の姿も。「未来を信じ 未来を生きる (末川博)」の石碑と青モミジ。未来を信じる、よりよくなる未来を希求しなければ、学問や研究に励む心のエネルギーはなかなか生まれにくいかと、最近の世界情勢を見ていても思う。

■昨年の2024年5月1日時点での、日本の大学への留学生総数は33万6708人(※2023年5月1日比、20.6%増)。今年2025年5月1日時点の留学生総数はまだ発表されていないが、昨年よりもさらに増加していると推測される。日本のどの大学が海外からの留学生(学部生+大学院生)が多いのか?2023年5月1日時点では次のようになっていた。

 1位早稲田大学5560人、2位東京大学4658人、3位立命館大学3027人、4位京都大学2844人、5位大阪大学2712人、6位立命館アジア太平洋大学2662人、7位九州大学2526人、8位筑波大学2342人、9位日本経済大学2334人、10位慶應義塾大学2146人。なお、京都では、18位京都情報大学院大学1688人(※この大学は有名ではないが、京都大学の近くにあり、在学生のほとんどが留学生のようだ。構内面積も小さく専門学校的大学かと思われる。) 26位同志社大学1246人、28位京都精華大学1207人(※マンガ・アニメ学部など芸術系学部への中国からの留学生が多いかと思われる。)

 留学生の国別を見ると、1位は中国で約46%と半数余りを占めている。以下、2位ベトナム、3位ネパール、4位韓国、5位台湾、6位インドネシア、7位ミャンマー、8位アメリカ合衆国、9位バングラディシュ、10位タイ。

■日本語学校への海外からの留学生数は、1位は中国、続いて2位ネパール、3位ベトナム、4位スリランカ、5位ミャンマー、6位バングラディシュ、7位モンゴル、8位インドネシア、9位台湾、10位ウズベキスタンなどとなっている。

 

 

 


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