長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

31世紀まで生きる

2011-03-10 12:57:17 | Weblog
昨日は、アクアライン経由で千葉にいった。通常片道3000円なのが
割引期間中で800円だった。びっくりするほど簡単に木更津や君津
にいくことができる。ぼくの生まれた北九州の町は、「鉄の町」でまるで
新日鉄の城下町みたいだった。クラスに45人生徒がいたら、40人が新日鉄
に働く親がいて、残りの5人が自営業や、医者や、ヤクザ・・といった感じ
の構成だ。ちょうどぼくたちが小学校の高学年になるころ、工場が
君津に移ったので、それに伴い君津に移住するクラスメートが増えた。
親たちも同僚宅で「送別会」をしたりしていたが、昭和40年ころの九州と
君津の距離は、想像を超えるほど遠く、涙涙の送別会だったように記憶している。
子どもたちもお別れの日に、寄せ書きをして、「有名になって東京で会おう」
とか、「大学は真ん中あたりの京都にしよう」とか・・・そんなことを銘々
が書いて見送った。

でも今は近い。千葉の知事は、「しかしだね、よしかわくん」とかいって
青春ドラマの主人公だった森田健作だ。「ばんや」というホットな食堂?
漁協がやっているお店にいったけど、平日なのに、めちゃくちゃ込んで
いて、近くのお店でお魚を食べた。
野菜や卵を仕入れて、夜は、「ネット21」の仲間たちと、ゴールデン街で
飲んだ。こんど「ネット31」という会をつくることになった。
1年に6度、31日の日がある。5月31日が「第一会」の日。
ちょうど「順受の日」と重なっていたので、さっき幹事の清水さんに
電話して、ずらしてもらうお願いをした。「順受の会」も元気なおじさん
が多い会だけど、そんな会が増えたら、もっと楽しいと思う。
だれも31世紀まで生きていないけど、何か繋がる美しいものを残せたら、
と思う。