長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

タイムドメインにラブがきた。

2011-03-08 08:31:44 | Weblog
昨日の朝は「月曜日の朝は卵かけごはん」だった。
雪にかかわらず(月曜日は雪がおおい)、かささして
近くだけでなく、遠くからもわざわざ、ただ(ただといっても500円もする)
の卵かけごはんを食べにきてくださる。感謝あるのみだ。

毎週その朝ごはんを食べにきてくれる蕎麦打ち職人のHくんが、
近くにある古色蒼然とした蕎麦屋(2年前に廃業)をもしかしたら
借りることになるかもしれない。築60年くらいのいい感じの建物。
もしもそこで開店したら、「水曜日の朝は水餃子」みたいなものを
お願いしたい。いい蕎麦屋になると思う。

夕方は「タイムドメイン」だった。朝のお客さんに「浅川マキ」さんの
話をしたら、ほとんどが「明後日」みたいな顔をしたので、イワジーに
浅川マキのCDをもってきてと電話で頼んだ。うらびれた十間橋通りに
不思議な歌声が響きはじめた。「赤い橋」なんて、なんと素敵でこの
町にぴったりの歌。酔香のすがちゃんが、通り会の会長かなんかになったあかつき
には、この歌をひがな流す商店街にしてほしいと思う。
この橋のモデルの橋は、京都にある。でもこの町にも、不思議な十間橋がある。
なにがいいかわからないけど、毎日たくさんと人が渡ってくる・・・
少し不幸な運命にあるチワワのラブが、十間橋を渡って遊びにきた。
でも人生や犬生も、いろいろあるからおもしろい。ひさしぶりにチワワを
抱いた。そのまま橋をわたらせまいかと思ったりしたけど、こちらもまだ
旅の途中。

「赤い橋」

ふしぎな橋がこのまちにある
渡った人はかえらない
むかしむかしから橋はかわらない
水は流れないいつの日も
ふしぎな橋がこのまちにある
渡った人はかえらない


いろんな人がこの橋を渡る
渡った人はかえらない
赤く赤くぬった橋のたもとには
紅い紅い花が咲いている
ふしぎな橋がこのまちにある
渡った人はかえらない


ふしぎな橋がこのまちにある
渡った人はかえらない
みんなどこへ行った橋を渡ってから
いつかきっと私も渡るのさ
いろんな人がこの橋を渡る
渡った人はかえらない

やまねさんたちと聴きながら、「教科書にのせたいくらい名曲やね」
という声があがった。

今日は「英語で蕎麦会」
昨日の朝、岩本先生が卵かけごはんを食べにきた。
彼は卵をカウンターの檜の角でコツンと割った。
卵かけごはんの食べ方にも、「人生」が見え隠れする。