長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ボクシング

2008-06-27 06:59:10 | Weblog
とある日、目白の「ヨネクラジム」に遊びにいった。米倉会長が
「何歳ですか?」と聞くので「43歳です」と答えた。ら、
「まだ世界がねらえるな・・」というので、その気になって(ボクシング
のライセンスは30歳までしかとれない)、入門した。
最初の1年で11k減量した。毎週2回通っていたら、自然に落ちた。

この1年はさすがに、ジムに通うことがめっきり少なくなった。
昨日青山の本屋で、ボクシングマガジンを買った。
表紙に、金星で世界ライト級チャンピオンになった小堀君(角海老)
が載っている。続いて長谷川の防衛。そしてバレロという24戦全勝全KO
のチャンプの防衛の記事。そのバレロの相手が、ヨネクラでいっしょに
トレーニングをした島田雄大君。
今はどの世界でも「結果」がすべてだし、とくにボクシングは、
世界チャンピョンにならないと評価されない世界。

ヨネクラジムのボクサーは、新聞配達しながらボクシング、という人
が多い。しかし、現実は厳しく、「新聞配達しながらチャンピオンになる
人はいない」というジンクスがある。でも島田君は、そのジンクスを
やぶり、日本チャンピオンになった。それを返上して3年、36歳までチャンス
がなく、人間ばなれした稀有なハードパンチャーに
挑戦して、善戦むなしく世界の夢はかなわなかった。

最近何人も世界チャンピオンになったけど、ぼくがふれあったバクサーの
中では、島田君が一番の男だった。