4日目の6月29日は横浜に行って来ました。
昨年結婚した次男は、横浜に住んでいますので、その家庭訪問でした。
どんな所に住んでいるか知っておいた方が何かと便利ですからね。
彼の借りているマンションに行き、しばらく話した後、食事に行きました。
何を食べるかと訊かれ、横浜と言えば中華だろうと言っておいたのですが、
中華街ではなくて、横浜駅近くの高級な店を予約していました。
美味しかったですが、値段も良かったです。
横浜に行くのに、
東京駅まで新幹線で行き、東海道線で横浜に行きましたが、
東京駅も横浜駅も混雑していました。
それまでの3日間、余り人がいない所を歩いていたので
余計そう感じたのでしょうか?
とにかく疲れてしまい、彼らと横浜駅で別れて家に帰って来ました。
最終日の6月30日は、どこも天気が良くないようなので、
どうしようかと考えてしまいました。
昨年のこのシリーズで、
盛岡駅まで行ってじゃじゃ麺を食べた事を思い出し、
お昼だけを食べに行くのも悪くはないかと思いました。
しかし、どうも良い場所が思い浮かびませんでした。
その時、郡山駅で売っている海苔弁が美味しいとの話を思い出しました。
福島県の郡山は、新幹線で30分か40分です。
午前中位は天気も持ちそうなので、
郡山の街を少し歩いて来るのも良いかと思いました。
郡山駅から最初に開成山大神宮に行きました。
以前、この神社の前を通った時に、
立派な神社だと思ったので、行ってみました。
やはり大きな神社でした。
お子さんの宮参りの人が何組も来ていました。
大神宮から郡山開成館に向かいました。
開成館は、2021年2月13日の福島県沖地震で、
施設内全ての建物等が壁の剥落等の被害を受けたため、休館中です。
しかし、安積開拓官舎と安積開拓入植者住宅は公開していましたので
観て来ました。
そこで、郡山文学資料館があるのを知りそちらにも寄って来ました。
文学資料館は
明治時代から昭和にかけての作家の久米正雄の資料が展示されていました。
久米正雄は、上田で生まれましたが、父親が死亡したため、
母幸子の故郷である福島県安積郡桑野村で育ち、
旧制の福島県立安積中学校を卒業して、一高に入っています。
上田と郡山で、縁があるなぁと思いました。
僕は、久米正雄について、名前を知っている程度でしたが、
夏目漱石の門人で、芥川龍之介とも親交がありました。
資料館には、鎌倉にあった久米の住宅が移築されていました。
久米正雄は映画を撮るのが好きだったようで、
菊池寛や芥川龍之介の動画がありました。
芥川が自殺する2か月ほど前の映像では、
子ども二人と一緒に写っていましたが、
子どもの一人が麦わら帽子を芥川に被せ、髪形が乱れたので、
芥川が熱心に髪を整えている場面があり、笑ってしまいました。
また、久米正雄と菊池寛が芸者二人と麻雀をやっている写真もありました。
受付の人に訊いたら、
残っている写真は芸者と写っている写真が多いと眉をひそめていました。
時代が違いますからねぇと言って置きました。
そして海苔弁です。
郡山駅で売っているので、海苔弁は家で夕飯として食べる事にして、
お昼は駅の立ち食いそばにしました。
家に帰って、海苔弁を食べてみました。
海苔が2段にはなっているのですが、海苔が小さいですし、
下は一部昆布佃煮が入っていました。
おかずの鮭や卵焼きは美味しかったのですが、
これで1200円は、チョッとどうかなぁと思いました。
しかし、人気があるようで、次々に売れていました。
5日目の写真もアップしてありますので、宜しければご覧ください。
https://photozou.jp/photo/album/2882708
4日間、拙い旅日記にお付き合い頂き有難うございました。
大人の休日倶楽部パス、次回は9月下旬のようです。
また出掛けられればよいなぁと思っております。
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