天然居士の独り言

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サラ川・・・

2022年05月27日 19時17分33秒 | 日記
 長い間、「サラ川」の略称で親しまれて来た、
 第一生命が主催する『サラリーマン川柳コンクール』の名称が変わり、
 今日、新たな名称を発表したとハフポストが伝えています。
 『サラリーマン川柳コンクール』は、2021年度に35周年を迎えたとの事です。
 新しい名称は、『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』で、
 2022年9月下旬から募集を開始する予定との事です。
 名称が新しくなっても、略称は「サラ川」のままなのかも知れません。
 その辺が新名称のミソのような感じがしました。

 「サラリーマン」は、男性を意味する言葉ですから、
 男性を中心としてきた社会構造や男女の役割分担意識が
 反映されたものだという指摘があると書いてありました。
 第一生命の担当者は
 「様々な“働く人”が増え、働き方も多様化しています。
  そうした時流を踏まえたものです」と述べているとの事です。
 やはり時代の流れなのでしょう。

 「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」と植木等が「ドント節」で歌ったのが、
 1961年(昭和36年)12月の事でした。
 その前に発売されていた「スーダラ節」などと共に、
 サラリーマン像が出来上がったような感じがしています。
 言葉のイメージは、人それぞれかも知れませんが、
 僕は、中年の男性が脂ぎって仕事しているけれど、
 上司や家庭には理解されない悲哀を漂わせているようなイメージがあります。
 「サラリーマン」は、そうした時代を反映した昭和の言葉なのかも知れません。
 あるいは、やがて死語になるのでしょうか。

 僕は、「サラ川」が好きで、毎年発表されるのを楽しみにしていました。
 これまでの「サラ川」では、
 サラリーマンの悲哀を詠んだ句が多かったような感じがします。
 歴代の1位の作品が下記のサイトにありますので、
 宜しければご覧下さい。
 https://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/archive/index.html
 
 名は体を表すと言いますが、
 新しい「サラ川」はどのような変化があるでしょうか?
 その辺も楽しみです。

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